9月16日 サブプロジェクト「中川の中側へ」 4日目

ごぶさたしております。後藤ゼミ3年・吉野です。



さぁ、俺は、いったい何のために此処・ナカガワへ来たのか。
我々は、いったい何処から来て、何処へ向かうのか。

その答えは、ただひとつ。
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そう、「秋味まつり」。(他のみんなは研究の為に来たそうです。)

ナカガワツアーも、もう折り返し。第4日目の本日は、待ちに待った「秋味まつり」&「北海道丸太押し相撲大会」当日でござい。全力で楽しみましょう。
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雨の予報を見事に吹き飛ばした夏空の元、続々とお客さんがやって参りました。いよっ、晴れ男。

それにしても沢山の人が集まりましたね。流石は町いちばんのビッグイベント。もしや、町の人口より多くの人が居たのでは。一気に町が活気づいたようです。
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左から、プラカード吉野・焼きそば職人もとい佐野ゼミのお2人・ひょっこり大浜。
日本大学文理学部はB級グルメ界の帝王・富士宮焼きそばの屋台を出していました。もー、バカ売れよ。うれしい。流石は地理学科・佐野先生のこだわりの味。私たち後藤ゼミは初参加の「秋味まつり」でしたが、佐野ゼミは数年前からこの屋台にてこの味で、「秋味まつり」の胃袋を掌握していたそうです。
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さぁ、遂に「丸太押し相撲大会」のお時間です。

今年で記念すべき第30回目となるこの大会。「林業の町」中川町で採れた長さ10m・重さ100kg(女子の部は長さ6m・重さ25kg)の丸太を互いに押し合い押し切りを目指す、非常にシンプルな競技。シンプルな競技、だからこそ熱が入る。力が入る。シンプルな競技、だからこそ単なる力技だけでは通用しない。工夫次第・作戦次第では大番狂わせが巻き起こせる。シンプルな競技、だからこそ盛り上がる。

大会前夜、入念なミーティングを行った。恐らく力では太刀打ちできない私たちが勝つために、何をすべきか。我々の筋力は余りに心ともないが、それは知力で補えば良い。構えの姿勢・足幅の調整・押し込む角度やタイミング…丹念なシミュレーションを繰り返し。そして見出した、型破りな必殺技。名を「UFO大作戦」。準備は整った。いざ。優勝賞金30万円は、我々がいただいた。

果たして、一回戦敗退。高校生に、完膚なきまでに。これ以上は何も聞くな。
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お情けに預かり、焼きそば屋台の宣伝をこれでもかという程にしてきてやりました。
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宣伝効果かお昼時か、その後の屋台は大繁盛。てんやわんやの大忙し。うれしい悲鳴をあげてくれ。
大浜くんと高橋くんが研究の為の取材に出掛ける中、私はひたすら屋台を回しておりました。いよっ、お祭り男。

第2部「丸太押し相撲大会」篇・完。
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よさこいサークル「祭人」&「なよろ北鼓童」によるよさこい演舞。
第3部「秋味まつり」本編へ。

なんと、未だ「秋味まつり」は始まっていませんでした。
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見てください、コレ。タイムスケジュール。「12:00 秋味まつり オープニング」。「丸太押し相撲大会」をやりきってからの、満を持してのオープニングでございます。あの熱狂の「丸太押し相撲大会」を前座に使うとは、なんて豪勢なお祭りなんだい。

俺たちの「秋味まつり」はこれからだ。

今年で記念すべき第36回目を迎えるこのお祭り。
「道北グルメが集結する、秋のイベント。地元で採れる農産物の格安販売やサケのつかみ取り、味覚の秋ならではの楽しい一日を過ごせます。」(中川町観光協会ホームページより)。
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郷土芸能である誉平(ぽんぴら)太鼓演奏やよさこい演舞、お笑いライブから野菜詰め放題まで、様々なイベントが盛り沢山。 「YOSAKOIソーラン演舞」。よさこいサークル「祭人」&「なよろ北鼓童」によるよさこい演舞。全力で楽しそうだったなぁ。
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「秋の野菜詰め放題」。知力・体力を駆使し制限時間内に可能な限りの野菜を掻っ攫え───野菜放題に命を懸ける猛者たちの集い。
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「爆笑お笑いライブ!」。吉野シンゴは若手お笑い芸人を心より応援しています。
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「鮭のつかみ取り」。撮影:立花くん。躍動感あふれるナイスショット。あんなすばしっこい鮭たちを、みんな良く掴めるな。
私が全力でお祭りを楽しむその裏で、大浜くんと高橋くんは研究の為に各人への取材を刊行していた様ではございますが、それは私のあずかり知れないところで起こった出来事であるため、この記事に認める等という野暮なことは致しません。今回の取材における成果は、今後発表予定の我々の作品で発揮予定。しかと見れ!
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さて、楽しかったお祭りも終わりの時。「お祭りのフィナーレ!もちまき!」。
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『祭のあと』はどうしても寂しくなる。情けない男で御免よ。会場の後片付けもバッチリ行いました。
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日大が誇る焼きそば職人のみなさん。お疲れ様です。
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夜は「育造会」のみなさんと打ち上げ。例の倉庫で。倉庫の雰囲気って良い。
と、いうわけで、ナカガワツアー4日目「丸太押し相撲大会」&「秋味まつり」の様子をお伝えしました。現場からは以上です。

では、5日目からナカガワツアー参加の川本くんにブログ筆をお渡しします。
文責:吉野真悟(2018年度 ゼミ3年生)

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