桜麗祭・ゼミ合宿・W杯FW・TW企画をめぐって+班別会議

 今日は授業開始直後に後藤先生より、「昨年から後藤ゼミとしては桜麗祭での作品発表をしなくなり独自に日程を決め発表会をしているが、今年はどうするのか」という議題が提案されました。昨年から後藤ゼミの新たな試みとして行っている発表会ですが、桜麗祭での発表をやめてしまったことをとても寂しく思っている方々がいるということで今年は復活するのか、あるいはもう桜麗祭と後藤ゼミは決別するのか、をゼミ生に問いました。そして最終的に多数決で採決をとったところ、教室内の約91%が参加を希望し、今年から後藤ゼミは桜麗祭に復活するということで決定しました。しかし11月3日から5日まである桜麗祭のどこに組み込むのかなどまだこれから煮詰めていかなくてはならない部分も残されています。それでも後藤ゼミの復活を心待ちにしていた方々にとってはうれしい決定だったのではないでしょうか。

さらに後藤ゼミの夏合宿についても話し合われました。これについては概ね例年通りの7月24日から27日の間で山中湖で行おうということで決まりました。僕は合宿には初参加です。楽しみであると同時に不安でもありますが、とりあえず合宿が行えるという予定が立てられたことには一安心です。

休み時間をはさんで2限目が開始されました。班別に話し合う前に、またまた先生から議題が投げかけられました。6月からドイツで開催されるワールドカップについて。初めて知りましたが、後藤ゼミではワールドカップの年に独自の社会調査を行っているのです。試合が行われる日に六本木のような外国人が集まる場所のバーなどに繰り出して実際にインタビューをしたりしてワールドカップというものが社会学的にどのような意義があるのかを検討するというものです。非常に面白い試みであると思います。僕の住んでいる鶴見という街もブラジル人が結構多く生活していて、実際ブラジル人のバーもいくつかあり、僕のバイト先のコンビニにもブラジル人が買い物に来たりします。僕は2002年のブラジル優勝の時はまだ鶴見で暮らしていなかったのでその時の様子は知りませんが、大いに盛り上がったであろうことは容易に想像できますね。

 さらにもうひとつの議題が個別タウンウォッチングについてです。今回提案されたものは次の通りです。

 1、新宿から直通運転となった東武線スペーシアに乗って日光や鬼怒川の方まで行ってみて調査を行う
 2、青梅線に乗って日の出町の方を調査する
 3、ゆりかもめに乗り、新たに開通された豊洲の方面を調査する
 4、吉祥寺のハモニカ横丁の昔ながらの趣ある風景主軸に調査する
 5、つくばエクスプレスに秋葉原から乗車し、終点つくばまで行き、その方面を調査してみる。
 
 この個別タウンウォッチングは「これがいい!」と思ったものをメーリングリストで発表し参加するという形式をとるという、いわゆる「この指止まれ方式」で進められることになりました。どれもこのような機会がなければ多くの人は行かないような所であり、その分非常に興味をそそるものだと思います。また、社会学的な観点から調査することの意義が大いにあるといえるでしょう。

 これらのことが一段落したところで、班別の話し合いになりました。全ての班の近況を知り得ているわけではありませんが、どの班もがんばっているようです。なにしろゼミの時間はとりあえず終了してもまだどの班も解散せずに残って話し合いを続けているほどですから。やはり4年生が引っ張っていっている感じがしました。3年生もまだ慣れない部分があるかもしれませんが、早くゼミの雰囲気をつかんで活躍できるといいと思います。まだ一次案の段階ですがどの班もいい物が仕上がるといいですね。

 *配布資料 なし
 
文責:関雅彦(2006年度3年ゼミ生)

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