2011年7月6日 班別フィールドワーク 泉山班 日本橋兜町

7月6日(水)のゼミは、グループ別のゼミナールを行いました。

メンバー
4年生:泉山(班長)、市川、金子、深瀬
3年生:安西、小谷野、矢野

今回、私たち泉山班は、
東京証券取引所があり日本を代表する金融街である
「日本橋兜町」に行ってきました。

テーマ
関東大震災などにより変貌した歴史的背景や
埋立地にも関わらず、なぜ日本の証券取引の中心として存在しているのか。

茅場町駅に13時に集合し、2班に分かれフィールドワークを始めました。

まず、12番出口を出て少し進んだところにある坂田町公園を観察しました。
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お弁当やたばこを手に公園に集まる多くのスーツの人々。
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子供の遊具にぶら下がるスーツの男性。
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同じポーズでゲーム中。

この日はとても気温が高い日だったのですが
多くのスーツを着た人々がこの公園に集まっていました。
そして、不思議な事に、
遊具のある公園なのに子連れで来ているお母さんなどは1組もいませんでした。
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公園の前の傾いた建物。

傾いた建物は他にもいくつかあり、
今回の大震災で傾いてしまったという理由のみでなく
建物自体が古いため、解体作業が進んでいるそうです。
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数十分遅れて参加した反省する小谷野君と叱る安西君
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エース証券
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大垣共立銀行
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鹿児島銀行

日本を代表する金融街なだけに、多くの証券会社や、
普段、見ることのない銀行などが多くありました。
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暑い中、真剣に位置確認をする安西君と泉山班長。
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高島屋の駐車場待ちの列。高級車がいっぱいです。
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特徴的なデザインのバンクオブアメリカ メリルリンチ日本証券株式会社。

高島屋とバンクオブアメリカ メリルリンチ日本証券株式会社の間に
廃道反対を訴える看板を発見しました。
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これらの、古びた建物が集まったところに小さな商店街のようなものがありました。
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いくつかの店が閉店した様子の中、営業している喫茶店。

私たちが撮影をしていると、この喫茶店の男性の店員の方が
あと2年で、ここ周辺の建物が潰されてしまう事を教えてくれました。
ここの周辺のビルも既に解体され、大規模な再開発が進んでいる様子でした。

集合し観察した結果報告をしました。
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日本橋の歴史的背景について熱く語る深瀬さん。

今回のフィールドワークでは、
日本橋兜町が金融街であるという事を、
立ち並ぶ多くの会社や、携帯電話で会話をするサラリーマンなどの、
道を行き交う人々からも感じとる事かできました。
そしてビルばかりではなく、
関東大震災後に復興された古い建物などもいくつか見る事ができ、
日本の時代による変化に脅かされました。
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おつかれさまでした!!
文責:矢野世奈(2011年度3年ゼミ生)

歩み