2011年7月17日(日) 東京探検団 アキバカフェ巡り 第二回

今日の東京探検団はアキバカフェ巡りの第二回です。
今回の探検は世界有数の電気街であり、サブカルチャーの聖地、そして再開発によるオフィス街化と様々な顔を持つ秋葉原で、
「カフェ」を軸として、現在の秋葉原が「吸引している/しようとしている」ものを観察していきたいと思います。
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11時にJR秋葉原駅の電気街口集合です。
いやー、今日も暑い!熱中症に気をつけていきましょう。

参加者
4年:峰政、上村、岡野、矢崎、司茂
3年:安西、河野、佐藤
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2グループに分かれて、まずはメイドカフェへ向かいます。
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少し歩くだけでアニメやゲームの広告が目立ちます。
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路上にはたくさんのメイドさんのキャッチ。
最近は単なるメイドカフェでなく、スタッフが声優であることが売りであったり、
戦国をモチーフにしたカフェであったりと様々な趣向を凝らしたものが多いようです。
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いざ未体験ゾーンへ出陣!!

声優メイドカフェ「ぽぽぷれ」
チャージ料は無料でフード1200円ドリンク600円お酒1500円。
少し高いですが、このくらいがメイドカフェでのメニュー相場のようです。

50名程入る店内はほぼ満員。大半の客は男性グループですが、一人で来ている方や女性同士、カップルなど様々な人が来ていました。
半分くらいが一見さんといった感じで、案外気軽に入れました。
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ドリンクを頼むとメイドさんが美味しくなる魔法をかけてくれます。笑
声を合わせて一緒に「おいしくなーれ♪萌え萌えキュン♪♪」
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お好みのメイドさんを発見してご満悦の4年岡野君
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そして最後にはポラロイドカメラで一緒に記念撮影(500円)

このお店には10名程のメイドさんがいましたが、そのうち半分くらいはアジア系の外国の方でした。
また外人のお客様にも対応できる英会話に長けたメイドさんもいました。

お次は廃校となった千代田区練成中学校を改修したアートギャラリー「3331 Arts Chiyoda」に移動します。
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歩行者天国も今年から試験的に再開されています。
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一時期話題となっていた路上パフォーマンスは、規制が強まったため見られなくなりました。
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そんなこんなでArts Chiyoda到着です!
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この日は「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2011」というイベントが開催されていた為、多くの人が訪れ大変賑わっていました。
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Arts Chiyoda内に入居する「はんだづけカフェ」です。
カフェと名がつくものの、コーヒーや軽食などが提供されるわけではなく、電子工作を通じた様々な人のつながりを創出することを目的として運営されているものです。
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はんだづけセットは各自の持ち寄りということもあるため、未経験者に電子工作に親しんでもらうというよりは、電子工作好きが集まる場所という感じでした。
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その他にもken kagamiというアーティストの方が、来客者に即興でその人のモノを想像でドローイングし、プレゼントしてくれる「sexy即興ドローイング」というイベントをやっていました。
書いてもらった絵はちょっと過激なのでアップは自粛します。笑
こういった気軽に楽しめるイベントは、アートに興味を持つきっかけになりますね!
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最後に駅前で感じたことを述べ合います。

・再開発後もアキバの特色がそれぞれの区分けが上手くいっている。
・赤や黄色の看板が置く目立ち、庶民的な感じがする。
・ごちゃごちゃとなんでも揃っている街だからこそ、新しい文化が生まれやすいのではないか。
・アキバを利用する用途は人によって様々だが、お互いの垣根は無くなってきているのではないか。
といった意見が出されました。

過去に後藤ゼミで何度も取り上げている秋葉原ですが、秋葉原は今も変容を続ける奥の深い街だと感じました。
まだまだ秋葉原から目が離せませんね!
文責:上村哲平(2011年度4年ゼミ生)

歩み