6月17日 ゼミ後半

さて、今回のゼミの後半は、第二回目のサブプロジェクト研究会です。
今回も、前回と同じように

※ 世田谷8ミリアーカイブ・プロジェクト
※ 世田谷マーマレード・プロジェクト
※ 若者の居場所づくり・プロジェクト

の3チームに分かれ、8ミリアーカイブとマーマレードのプロジェクトメンバーは教室に残って話し合いをし、

今回「若者の居場所づくり・プロジェクト」の参加メンバーは後藤先生と一緒に、今後大きく関わることになる上北沢にある「岡さんのいえ」を訪ねました。


ここで「岡さんのいえ」について簡単にご説明いたしますと、もともとそのいえははまちの子どもたちに英語やピアノを教えていた「岡さん」という女性が暮らしていたいえでした。「地域の方や子どもたちのために役立ててほしい」という岡さんの想いを受け継ぎ、(財)世田谷トラストまちづくりの支援事業「地域共生のいえ」としてオープンしました。現在は、小池良実さんという方がオーナーをしていらっしゃいます。


前半のゼミをさくっと終わらせ、3時過ぎに大学を出て徒歩で「岡さんのいえ」へ向かいました。
普通に歩いて20分程で到着したので、案外大学から近かったです。(後藤先生には、歩くのが遅いと言われました。先生が早いんだと思います!)

そして到着すると、「岡さんのいえ」の『見守り隊員』(スタッフ)さんたちが温かくお迎えしてくださいました。
いえに入るも見慣れない方々ばかりで端っこに縮こまっていた私たちに、小池さんが「こっち来て座りなよ!待ってたよ!」と笑顔で声をかけてくださり、それだけでこの場所の居やすさを感じることができました。

さて、到着後一息ついたら顔合わせ&打ち合わせの始まりです。
たくさんのメンバーがいましたので省略させていただきますが、集まったのは
小池さん、後藤先生とプロジェクトメンバー、岡さんのいえ見守り隊員の方々、世田谷区子ども若者部の担当者の方々、東京大学(院生含)の方々です。

まだこの「岡さんのいえ」で何をしていけばいいかまったくわからない状態の私たちは、小池さんや世田谷区子ども若者部の担当者の方々、そして一年前からこのいえに通っている東大生の方々からのお話を聞きました。
まずはこのいえに通い、この場所に来ている方々と心を通わせながら、少しずつこの場所でどんなことをしていきたいかを考えていこうと思いました。
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さてさて、話し合いが終了したあとは、懇親会が行われます!買い出しや会場設営、さくさくっと準備が進められていきます。
「岡さんの家」では月に一度行われていて、いつもは金曜日に行うそうですが、今回は特別に私たちに合わせて水曜日に繰り上げて行ってくださったとのことです。とてもありがたい!
そんなわけで、我がプロジェクトメンバーはもちろん全員参加(ゼミ自体の欠席者除く)。途中で帰った3年生もいますが、私を含めた4年生と3年生の花本くんは最後まで残っていました。
私も本当は途中で帰宅する予定だったのですが、ついつい最後までいてしまいました。というか、話に夢中ですっかり時間を忘れてしまっていましたね…。(ちなみに、今回のブログに写真が少ないのも話に夢中で撮るのを忘れていたからです、すみません。)
懇親会を行っている間にも新たば見守り隊員の方や明治大学の方、東工大の方などどんどんとメンバーが増えていき、本当にいろんな方がこのいえに関わりを持っているんだなあと感じました。

今回から本格的に動き出した若者の居場所づくり・プロジェクトですが、
今後「岡さんの家」との関わりを通じてどんな研究ができるのか、とても楽しみです!
文責:笠井栞(2015年度4年ゼミ生)

歩み