5月8日 第1回「手作り弁当を楽しむ会」

13年度前期の後藤ゼミサブテーマとして「食を考える」というものがあります。
今回は、自作のお弁当をお昼休みに持ち寄り、様々な食に関する議論を交えながら食事をする「手作り弁当を楽しむ会」が開催されました。
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今回は、3年生4名、4年生2名の計6名がお弁当を用意してきました。
それぞれが持ち寄ったお弁当です。どれも美味しそうですね。
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みんな、写真に収めております。
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ちなみに先生のお弁当です(奥様のお手製)。

さて、みなさんは「食」についてどんな考えを持っているでしょうか。
私自身、一人暮らしであるため、食生活が偏ってしまいがちで、外食やコンビニ弁当で済ましてしまうことが多々あります。
現在、食産業は大型チェーンが全国に進出し、コンビニやスーパーなども経営時間は伸びる一方であり、「いつでも、どこでも」食を楽しむことができます。
しかし、「全国どこでも、いつでも同じ味・同じ料理が楽しめる」という現状はどう認識できるのでしょう。確かに、食が手軽になったことは、様々な面でメリットがあり、まさに「食が豊かになった」と考えることができます。ですが、同じようなものを同じ環境で食べられるというのは、どこか画一的で多様性が失われるという側面もあります。
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今回、それぞれが作ったお弁当を解説してもらうことで、様々な食の背景が見えてきました。
無農薬の食材を用いたお弁当もあれば、コンビニの食材を用いたお弁当もありました。また、作る前にどのような構成にするのかを考えたお弁当と、冷蔵庫にあったものを用いて作られたお弁当の2種類に分けることが出来ました。
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ちなみに共通していた品目は「卵焼き」です。わたしは「しょっぱい派」です。
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先生は、最近の大学生にお弁当を持参する人が圧倒的に増えているということを言われました。その背景にはどんなものがあるのでしょうか。
1.節約志向
2.自然食の流行
3.好きなものをいれることができる(嫌いなもの・食べられないものを除くことができる)
4.隙間時間があれば手軽に食べられる

といった手作りお弁当のメリットを考えながら、議論が交わされました。


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今回、普段お弁当を作らないゼミ生の参加もあり、改めて「食」について考えてみる良い機会となりました。次回も、開催されますので、新たな発見をしてゆけたらと思います。

最後にみんなで、
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ごちそう様でした。
文責:松尾修治(2013年度4年ゼミ生)

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