2011年7月10日(日) 東京探検団 アキバカフェ巡り 第一回

今回の東京探検団は4年峰政さん企画です。この企画は参加人数が多いため2回に分けて行われることになりました。今日はその第一回目です。

参加者:4年 ○峰政、新井、磯本、今宮、金子、本田
    3年 新、飯田、江原、軽部、田中、初谷

集合は11時に秋葉原駅電気街口です。

まずはじめはメイドカフェ!大人数では行けないということで3グループに分かれて行動することになりました。各グループで自由に秋葉原の街を歩いてお店を探します。
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たくさんのメイドさんがキャッチをしています。

私たち峰政班は人気ナンバー1と書いてあるお店に入ってみることに。メイドさんの「夢の国はお空に浮いてます!」という言葉に導かれ、エレベーターで4階に向かいます。

夢の国に到着。ピンクでかわいい店内でした。残念ながら撮影は禁止でした。

夢の国は入国料が1時間1,000リーミン(円)。オムライス+ドリンク+記念撮影+にゃんにゃんクジで2500リーミン(円)です。高い!!!
お手洗いは「お花畑」と呼ぶそうです。お花畑の中もピンクで統一されていてメルヘンな感じでした。ちなみに男女兼用でした。
慣れない空間でそわそわしている内に店内は満席に。客層は若い男性の8人組や、おじさま方、カップルや女子高生もいました。昼間からお酒を飲んでいる方も多かったです。
ちょうど店内が満席になったころ「ライブ」がはじまりました。200リーミン(円)のペンライトを買って盛り上がるお客さんもいました。ミラーボールがギラギラ光ってすごい盛り上がりでした。
オムライスにはケチャップで絵を描いてくれます。カクテルを頼むとメイドさんがほかのお客さんも巻き込みつつ誉めたたえながら目の前でシェイカーを振ってくれます。ほかのお客さんとの一体感がすごかったです。

1時に再び秋葉原駅に集合。感想を出し合います。
・チャージ料がかからないところはサービスが少ないなど、お店によってサービスの質は様々である。
・店の空気にノリ切れないとつらい。
・子連れのお客さんがいた。などがあげられました。
また、途中で閉店セールをしているフィギュアのお店に立ち寄ったところ、1階から2階まで長蛇の列ができていて、お客さんはかごいっぱいのフィギュアを持って並んでいた。客層は約8割が男性だが、夫婦やカップル、親子連れの人などもいたという報告もありました。

ここで遅刻してきた江原くんと合流。秋葉原の街を観察しながら第2の目的地であるはんだづけカフェのあるARTS CHIYODAへ向かいます。
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秋葉原の歩行者天国
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AKB48劇場!
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そんなこんなでARTS CHIYODAに到着です。

ここから1時間半の自由行動となります。
館内にはたくさんの種類の「アート」がありました。
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トイザウルスと3年江原くん、初谷くん
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体重36キロ!?の3年飯田くん
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東日本大震災の復興支援もしています。
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日本を応援するモンゴルの子どもたちの絵。なんと3000点以上あるそうです!
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募金してポストカードをもらう3年江原くん、軽部くん
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「東京文化発信プロジェクト」の会議も行なわれていました。
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本来の目的地である「はんだづけカフェ」は3階にあります。

はんだづけカフェとはその名のとおり、はんだづけを行なうカフェです。カフェと言っても飲み物などは出ません。各自でものを持ち寄って機材をつかって接合する場所です。利用者同士で交流したり、わからないことを教えあったりできます。
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機材は無料で貸し出しています。

スタッフの方に話を伺ったところ、このような電子工作カフェは他にもいくつかあるようですが、すぐにつぶれてしまうことが多いようです。その中でもここは1年以上続いているということでした。
また、この施設には電子工作人口を増やして秋葉原を元気にしよう!という目的もあるそうで、アナログな手芸と融合することで電子工作をより身近な「アート」にして親しみやすくしたいということでした。
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導電糸をつかってつくられたヘビのぬいぐるみ

利用者は平日は30?50代の電子工作に詳しい方が多いそうですが、休日は小学生からお年寄りまで多くの方に利用されているそうです。
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ショットノートについて熱く語る4年峰政さん

その後1階に戻るとワークショップが行なわれていました。
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ワークショップ1限目リコーダー

時間になったので外に出て意見交換です。
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・写真や絵はお客さんが楽しめるものばかりではなく、アーティスト間の交流を目的としているのではないか。
・上の階に行くほど静かで入りにくい雰囲気になっていく。
・カメラを持っている人や美大生のような人が多くみられた。
・館内には美術展などのチラシもたくさん置いてあり、人々がさらに多くのアートに触れるきっかけ作りの役割もはたしている。などの意見がでました。

そして最後の目的地であるリナックスカフェへ!
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外観は普通のカフェとあまり変わりません。

いざ店内へ!と思ったら、残念ながら満席のため中に入ることはできませんでした。
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店内の様子。
カフェと言うと女性客が中心のイメージですが、リナックスカフェは男性客が多いようです。

店内に入ることができなかったのでしぶしぶ駅に戻って、最後のまとめです。
・今回めぐったカフェは距離的には近いが客層はまったく違っていた。
・メイドカフェは人を「入れる」、ARTS CHIYODAは人を「待つ」という感じがした。
・どれも「カフェ」という本来の目的からはずれている。
・ガイドブックを持っていたり、東京以外のところから来ている人が多い。
・秋葉原という街はなぜこんなにもいろいろなジャンルのものを受け入れられるのだろうか。
・電気系オタクの街からアニメブームを通して観光地化した秋葉原は、これからも変わり続けていくだろう。
さまざまなジャンルのものが共存している秋葉原の街がこれからどんな変化を遂げていくのか楽しみです。
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最後に全員でパシャリ。
暑い中おつかれさまでした!!
文責:新友梨香(2011年度3年ゼミ生)

歩み