ゼミ旅行 in 軽井沢

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 暦は2月。
 東京で吐く息もすっかり白くなったこの日に、更に寒い所に行こうというから人間とは物好きな生き物である。

 バスの中では軽井沢への期待一色に染まり、それに向けて束の間の休息をとる者、話の華をパッと咲かせる者、思わぬ秘密を暴露する者・・・etc。

 儚いからこそ美しい雪。
 信州の山々を駆け巡る冬将軍。
 軽井沢の雪景色を間近に見ると、自然と高まるドキドキ感。そして、高度。


 東京とは似て非なる光景がここ軽井沢にはあった。

 
 「まだまだ気持ちは若いんや!」


 寒さに震えながらも鍛えられた精神力で勇敢にも自然の厳しさに挑む後ゼミ生達。
 その根底にあるのは果て無き「遊び」の欲。
 
 
 ここでも各人の個性は発揮されたのだった。


 一人でスキーに行くもの。(並ぶ時間の方が長かったらしい)
 蕎麦屋を梯子する者。(ワサビを卸すときに変な声を出すのはやめましょう)
 怪しげな店と名前が一緒だった者。(漢字まで一緒)
 楽しみにしてた美術館が冬季休業中と知って凹む者。(下調べって大事ですね)
 温泉は堪能したものの、その後の体重計測で落胆する者。(そういうこともあります)
 人間関係の中で良いポジションに着いてると褒められる者。(その指摘にドギマギ)


 駅前のアウトレットモールの広大さに度肝を抜かれた夜。


 このメンバーで一緒に過ごせる日々も着々と減っている。
 この一瞬一瞬を大切にしたい気持ちが夜の打ち上げを盛り上げる。

 
 取り敢えず、

 
 「罰ゲーム」から行きましょう。


 悶え、喘ぐ人々。


 仕掛け人は、天使の姿をした・・・・。



 翌日。


 ゼミ生を乗せたバスは日本の首都を目指す。
 軽井沢ー池袋の移動中、人生の単位の中では儚い期間たるこの旅行を、それぞれ何を想い、何を巡らすだろう。

 
 寒い寒いこの気候の中で。


文責:原田健一(2004年度3年)

歩み