4月23日(前編) 前期キャプション写真選定&班結成!!

「遂に今日という日が来た…」
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教室の真ん中に固めて置かれた机。
その上に置かれた100枚を越す「東京」写真たち。

 そう。今日は前期キャプション作品写真選定と、
担当キャプション班を結成する日なのだ。
数ある写真の中から、各ゼミ生は己の感性と知識を頼りに
「これはイケる!この写真なら面白いキャプションが書ける!」
と思う写真を選ぶ。

 今回の選定にあたって特に気を使った点がある。「写真力」だ。
一昨年の「東京」を観る、「東京」を読む展で
写真家の柿沼氏とのコラボレーションを実現した経験から、
「写真自体が観る人に訴えかけるチカラ」というものが
いかに大切で、いかに強力なものかを知った我がゼミは、
去年から引き続いて「写真のチカラ」を最大限生かして
作品を練り上げていく方針を取っている。

 パっと見て「あぁ、こういうテーマで扱うべき写真だな」
とテーマが解ってしまう写真よりも、
「お、何だこの写真は!!」と引きつけておいて、キャプションで
「こんな事がこの写真の中には写っているのか!」
という驚きを見る人に与えられる写真の方が
展覧会来場者としては格段に面白いだろうし、
我々ゼミ生達も同じ驚きを調査の過程で味わえるのだ。
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 「写真力」の事を頭に入れつつ、
これは!と思う作品を選んでいくゼミ生たち。
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 そして自分が惚れ込んだ写真と、その魅力を全員に説明する。
いかにして自分の作品に多くの支持者を付けるかが勝負だ。
 この後、それぞれが推薦する写真を作品にするか否かの
大事な議論が始まる。

『その写真のどこに注目して、何を「東京」の社会学として語るのか?』
この命題を果たせた時にのみ、その写真は作品になる権利を有する。
さぁ、今回は何点の写真がセレクションに残るのだろうか!?
続きは後編で!!

---<オマケ>---
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「カモーン!休憩だぜ。煙草吸おうよ。」と、4年生の春日君。
去年まで海外にいた彼は、毛色の違う視点を
後藤ゼミに吹き込んでくれています。

文責:関勇気(2007年度4年ゼミ生)

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