6月1日 ゼミ前半

皆さまこんにちは。後藤ゼミ4年の佐藤です。
今回のゼミではピックアップした日経新聞の記事についての議論と
3年生の卒論の中間発表がありました。

まず、日経新聞でピックアップされた記事は性別分業の記事と社会科学系科目の学習時間が
減っているという記事でした。

性別分業は「妻は家庭を守るべき」という意見が4割あるなど特に日本や韓国では性別による
分業意識が根強く、今後女性の社会進出を他の先進国のように進めるためには、制度や環境を整備する
以前に、まずは人々の意識を変えることから始めなければならないと言う意見になりました。

学習時間の減少については、経済学部や経営学部などの社会科学系科目は医学部や理・工・農学部と比べて
学習時間が特に低いということで、「そこまで勉強しなくても単位が取れてしまうから」や「そもそも大学に
勉強の目的を持って入ってきてない人が特に多い学部だから」などと言う意見が出ました。
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本日の課題となった記事

また、先生からはもっと読書をしなさいというお話があり、学びを得るためには読書が必要不可欠であると
改めて認識することができました。

次に3年生の卒論の中間発表についてです。
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3年生の卒論中間発表のようす

3年生全員が発表をしましたが、テーマがしっかりと決まっている人も決まっていない人もいましたが、全体的に
まずまずの出来と言う評価となりました。個人的にはすでに先行研究のフォローまで行っている人がいたのに驚きました。
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発表を聞くゼミ生たち

最後にまとめとして先生から卒論のポイントについてお話しいただきました。
具体的には?問題意識がはっきりしているか?解き明かす対象とする社会現象が明示されているか
?先行研究のフォロー?方法が適切かどうか?社会学の研究かどうかでした。
人によっては何個かできていたりと卒論になりそうなものもたくさんありました。

また、卒論は浅く広くではなく狭く深く研究するということでそのことや先ほどのポイントを踏まえて
次の発表のときには考えを練ってきてほしいと思います。
次回からは4年生の発表なので4年生は言われたことを意識して発表に臨みましょう!
文責:佐藤慎吾(2016年度4年ゼミ生)

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