ゼミ合宿(1日目)

待ちに待ったゼミ合宿の始まりです。
合宿先である山中湖のセミナーハウスにゼミ生が集結。

合宿は後期のゼミ活動を左右する重要な時間です。
そしてゼミ生が化ける場でもあります。今年は誰が化けるか楽しみですね。

14時。
大ホールに集まり、ゼミ生たちがこの日のために撮りためてきた写真を提出し、諸連絡をすませると、早速作業に取りかかります。
レポートとして集められた300点もの写真を机に並べ、そこから作品化したいものを選びます。
まずは1時間かけてすべての写真をじっくり見て、一人ひとりが面白いと思うものをピックアップ!

今年は先生が持っている授業が例年より少ないため、ゼミ生がとってきた写真が多く目立ちました。
東京の様々な場所や事象が写真からのぞけて、興味深い写真がいっぱいです。
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↑真剣なまなざしで並べられた写真を見つめるゼミ生たち

16時からは、自分がピックアップした作品を全員の前でプレゼンです。
原則一人1点。どうしても選べないときは2点プレゼンするというルールを立てて、いざプレゼンへ。
社会学的に語れると思った写真を、自分がどう感じ、どう思い、どう考えるのか。
そしてこの写真からどう語るのかなどを、全員に写真を見せながらそれぞれが自分の言葉で訴えます。
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↑熱くプレゼン中

全員のプレゼンが終了してやっと夕食。
つかの間の休息。

でもここからがこのゼミ合宿の本番!!
夕食や入浴をすませ、ゼミ生たちは再び大ホールに集合。
ここではゼミ生から推薦された写真のなかから、展覧会で展示する作品を厳選していきます。
白熱した議論と多くの時間をかけて選ぶことが、魅力的な作品づくりの第一歩。
ゼミ生の一人ひとりの熱い思いが、一枚の写真を作品化へと導きます。

この場では、推薦された作品の中から、「これは社会学的にどうなんだろう!?」と疑問に思った作品を、議論を重ねながらバッサバッサとボツゾーンに放り込んでいきます。

あと60点まで絞られたところで今日はお開き。
0時近くなっていましたが、一部のゼミ生たちは大ホールに残り、写真と対話し続けていました。
やはり合宿となればやる気が違います。
限られた時間の中で自分の力を発揮し、最高の写真を選ぶために全員必死でした。

とにかく合宿1日目、ご苦労様でした。
文責:武藤真紀子(2006年度4年ゼミ生)

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