展覧会総括(1)

2週間ぶりの授業にちょっとそわそわしながら、
いつもの教室に足を踏み入れたゼミ生たち。

今日は、11月21日(火)?30日(木)に開催された、
第2回“「東京」を観る、「東京」を読む。”展の総括を行う日。
みんな気合も十分です。

本日の内容は以下のようになっています。
1.予算・決算の確定
2.アンケートの集計・公開について
3.展覧会の総括

ここでは、白熱した「3.展覧会の総括」について記述していきます。

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先生:「実は?、何日か前に夕飯を食べていた時に妻に驚かされて、唇の内側を
    ガブッと噛んでしまい、7mm位の口内炎が出来てしまったんですよ?。
    今もまだ痛いからあまり喋りたくないんですよね?。」
一同:「(爆笑)」

和やかな雰囲気の中始まった総括。
このあと2時間も続くことを誰が予想したでしょうか・・?

ということで、ここではポイントとなった2点に焦点を当てようと思います。

●来場者への声掛けのポイント 
「友人や知り合い以外の、全く知らない人に声を掛けるのはやはり難しい・・。」
 そんな言葉を受けて、こんなタイミングで声掛けをしたのが良かった!
 というゼミ生の体験談を教えてもらいました。

 ・コラボ相手の建築ジャーナルからゼミ作品に変わる時に声掛けをする。
  →ゼミの趣旨を最初のうちにタイミング良く説明することが出来る。

 ・FWの話をする。
  また、FW等、キャプション作成に関する活動も一緒に展示してはどうか?
  →「スペース」+「実際作ったところで、どれくらいの人が見てくれるのか?」
  という問題があるので、今のところ実現可能性は低い。
  その分、スライドショーでFWの写真をもっと増やしてはどうか?

 ・「何か質問があったらお気軽にお声がけください」という声掛けをする。
 
 ・来場者の観察をしながら、相手のアクションによって声掛けする。
 →(例)二人組:会話を聞き取り、疑問を持っているような会話をしている時。
    一人:写真をじっと見ている時。
 
 ・コーヒー・紅茶を出す時に「いかがでしたか?」と声掛けする。
 →作品を見ている時に声掛けると不快に思う人もいるかもしれない。
  座って落ち着いてから話しかけてみる。
 
 ・アンケートを書くために席を立ち、ゼミ生作品の前に足を運んだ時。

 ・会場の外で呼び込み来場してくださった方に対して、そのまま会場内での案内もする。
 
 ・受付で「何かありましたら、首からネックストラップを下げている係の者に
  お気軽にお声がけ下さい」と一言添える。

   ★☆今年の経験を参考に、来年に活かしましょう!!☆★

●リーダー学
最後の2日間で来場者数が増えたのはなぜか?
→「“ゼミ長”の熱い言葉」にゼミ生が心を動かされ、展覧会に対する意欲が高まったのではないか。

 **先生の言葉**
 『実社会に入っても、意欲的な人(リーダー)と非意欲的な人(フォロワー)は必ずと言っていいほどいる。リーダーは「どうしたら意欲を上げられるか」を常に考え、行動に移さなければならない。また、自らがリーダーであると自覚し率先して動き、みんなを動かすのがリーダーの役目なのだ。』

そう、このゼミは「リーダー学」を学ぶゼミでもある。
他人に任せっきりにすることなく自ら行動することはもちろん、それ以上の事が求められるのが“リーダー”なのだ。
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↑今日の板書は本当に大変でした。TAの梶山さん、お疲れ様でした!

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13時から始まった総括が終了したのは16時。
なんと長丁場だったのでしょう。
でもその分、来年の展覧会に必ず活かせること間違いなしでしょう!
みなさん、本当にお疲れ様でした。

また、この他の展覧会総括に関することが知りたい場合は、
吉見に気軽にお声掛け下さい。
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↑本日のノート消費数:7ページ。総括の時間:priceless。

さぁ、次の日誌は「ドッキドキ3年ゼミ長・副ゼミ長決定」の巻です♪
お楽しみに?

配布物:1、06年広報宣伝活動・渉外部会最終郵送費報告書
     2、会場デザイン・運営部会決算書
     3、ポスター等の残数(広報宣伝部会)
     4、クリスマスイルミネーションのついて(日経新聞の記事)

文責:吉見隆子(2006年度4年ゼミ生)

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