東京探検団(7月2日) 東京らしさならぬ(銀座らしさ)とは?

こんちには。
後藤ゼミ3年の佐々木です。

今回の東京探検団の企画者は4年の高荒で、銀座へ行きました。

概要は、

【東京では、都内を5つのゾーンに分け、それぞれの景観にあった街づくりをしている。

そのなかでも、街づくりにただならぬこだわりを持つ「銀座」。

5つに分けられたゾーンの中で銀座は、「センター・コア再生ゾーン」と呼ばれ、

東京の中心として、魅力とにぎわいに溢れた国際的な商業・観光施設作りに尽力している。

そんな銀座デザイン協議会が定義した「銀座らしさ」を、実際に目で見て、肌でふれ体感する。】

です。


参加メンバーは、
後藤先生
4年;高荒、相原、岡野、河合、佐藤、花本、藤田、森崎
3年:阿部、井上、上野、佐々木、高坂、田野、番
演習生の長谷川
です。

私たちはまず、14時に銀座駅c2出口に集合しました。
目立った遅刻もなく、全員そろった状態でまず、数寄屋橋交差点に面し2016年3月31日にOPENした東急プラザ銀座店の屋上へ行きました。

この建物のコンセプトは、、「Creative Japan?世界は、ここから、おもしろくなる。?」という開発コンセプトのもと、伝統工芸である江戸切子をモチーフに取り入れた外観デザインをはじめ、高い格式と最新のトレンドを兼ね備えたショップ等、伝統と革新が共存する銀座エリアの魅力を受け継いだ銀座の新たなランドマークです。

屋上は緑化がされており、とても暑い中でしたが、涼しさを感じながら、銀座の建物を眺められました。そんな中先生から銀座ルールについての話がありました。
銀座ルールは、2006年、地区計画「銀座ルール」に例外規定をなくし、最高高さ56メートルにし、屋上工作物の高さ規制もかかりました。ただし、昭和通りを含むその以東の地域においては、銀座通りを中心とする商業用途中心の街の性格とは異なる地域固有の文化性を有するという事情から、「文化等の維持・継承に寄与する」大規模な開発計画であれば高さの特例が認められることにしました。そこで、「地域固有の文化をどうとらえるか」ということが、今後の大きな課題となっています。
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東急プラザ屋上より

続いて向かったのは、数奇屋橋交差点を渡った側にあるソニービルです。ソニービルは今後2つのステップを経て進化をしてまいります。まず2017 年春をもって、現在のソニービルの営業を終了します。 その後現在のソニービルの地上構造物を解体し、2018 年から2020 年まではフラットな空間「銀座ソニーパーク」として活用していきます。
ソニービル設立当初から続く公共スペース(ソニースクエア)の考え方をさらに拡大し、2020 年に向けてさらなる盛り上がりが期待される銀座に魅力ある空間を作り出します。
さらに2022 年には、そのパブリックの概念を上層階にも下層階にも通底させた新しい概念の新ソニービルを竣工する予定になっているそうです。
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ソニービルイベントスペース

イベントスペースの中に新しいソニービルは、どんな場所になって欲しいかを付箋に書いて貼るところがあったので私もしっかり書いてきました。
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貼る場所

次に向かったのは、熊本館です。なぜ東京の一等地で熊本のアンテナショップが営業できるのかを考えました。また、4月の震災後だったこともあり、かなりの混雑具合でした。店内の募金箱にはかなりのお金が入っていました。
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熊本館店内の様子

そのあと、中央通りの歩行者天国を歩きました。現存する日本最古のビヤホールである銀座ライオンを眺めながら、銀座8丁目の交差点まで行くとアジアのほうからの観光客の集団とたくさんのバスを発見しました。銀座に何をしに来たのか気になるところです。
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観光客を乗せてきた大型バス

そして、歌舞伎座タワーに向かいました。道中裏のほうの道を通ったせいかここが銀座ということを忘れてしまいそうになりました。

歌舞伎座タワーにつき、少し休憩したのち、今日の総括をします。

参加したメンバーが各々感じたことを述べました。自分が全く感じなかったことを述べている人もいて、勉強になりました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
文責:佐々木英哉(2016年後藤ゼミ3年)

歩み