5月26日 旧万世橋チームFW(1)
2014.05.26
後藤ゼミのメインプロジェクト“写真で語る:「東京」の社会学”も、
いよいよ本格的な幕開けとなりました。
2週間前のゼミで決まった5つのグループのうち、
そのひとつが、私たち「旧万世橋駅」調査チームです。
きょうはグループ別の活動ということで、フィールドワークを実施。
現地まで足を運び、インタビューをおこないます。
いったい、どんな「生の声」を聞くことができるのでしょうか。
プロジェクトのひとつとなった「旧万世橋駅」の写真
一見すると、いまも使われている駅のようですが……?
この1枚にはらんでいる「?」を、社会調査の観点からひも解いていきます。
「旧万世橋駅」チームのメンバーは、以下のとおり(敬称略)。
4年:海藤、菅野(リーダー)
3年:佐藤、高島、馬場、的場、佐野(提案者)
7名全員そろっての参加となりました。では、調査の旅にレッツゴー!
秋葉原駅 電気街口から出発し、歩くこと数分。にぎやかな電気街を抜けると……
中央通り沿いに、趣のある旧万世橋駅がお目見え。
こちらは、JR中央線の神田駅?御茶ノ水駅の間に存在していた旅客駅です。
利用者の減少などにともない、1943年にはその役割をおえることになりました。
それから70年もの時を経た2013年の秋……
駅全体が大変身! 高架下は、モダンな商業施設に生まれ変わりました。
「新・旧万世橋駅」の見どころは、それだけにとどまりません。
かつてプラットホームとして利用されていたところは……
すれすれを駆け抜けていくさまに圧巻!
電車(JR中央線)を、こんなにも間近に観られる「展望デッキ」となったのです。
記事の冒頭で取り上げた写真は、この光景を収めた1枚でした。
そこで今回は、こちらの展望デッキにいらしている方にインタビューをしました。
14時過ぎ。平日のためか、お客さんはそれほど多く見られませんでしたが、
夕方に近づくにつれ、だんだんとにぎわいを感じられるように。
集まったアンケート用紙。はたして調査の結果は……?
日大に縁のある方(校友)といくつかの出会いも。
「生の声」をいただけたからこそ、知りえたことがあるはずです。
ご協力いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
おや? メンバーが何かを発見したようです。
(奥から順に、3年的場さん、3年高島くん、4年菅野くん、3年佐藤くん、中央右手に4年海藤さん)
旧万世橋駅 1935階段にて
モニターでしょうか。1点をじっと見つめていますね。
その正体はタッチパネル。万世橋の歴史が写真とともに紹介されていました。
(いちばん右手に3年馬場さん) みんなどこか真剣な表情……。
その後、あちらこちらに「なんだろう?」を見つけるメンバー
ところが……スタートしてから1時間ほど。
手違いにより、きょうの調査はここまでとなってしまいました。
個人的には、楽しかっただけに惜しい気持ちでいっぱいです。
ざんねん! つづきは次回に持ち越しです。
旧万世橋駅をあとにする一同
今回はこのようなかたちとなってしまいましたが、
そのぶん見えてきたヒントも、たくさんあるにちがいありません。
またがんばっていけたらいいですね。
佐野風花(2014年度3年ゼミ生)