ゼミ合宿(2日目午前)

いよいよ合宿の日程の中では最もハードだという2日目がスタート!
1日目の夜に盛り上がってしまい、眠そうな目をした人もちらほら・・・

1日目に60点にまで絞った写真を、展覧会にむけて3分の1にさらに絞る作業が繰り広げられました。

「どの写真を作品化すべきなのか?」

ゼミ生のみんなは頭をフル回転させ、熱い討論を繰り広げます。
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↑TAの梶山さんが厳選された写真を掲げてくれている様子。
 ゼミ生はこれらの写真を見て悩み考えます。

この午前中、「作品化すべきだ」という声があがった写真は、

・多摩ニュータウンの墓地と青山墓地
・吉祥寺ハモニカ横丁
・100円均一のローソン
・下北沢
・交通博物館
・高円寺の阿波踊り
・学士会館
・新品の本を低価格で販売するブックハウス神保町

などである。
しかし、「この写真を作品化したい!」と熱い気持ちをどれだけたくさん述べても、
すぐに「作品化決定!」といかないのが後藤ゼミ。
ゼミ生からの(時には後藤先生からの)様々な反論や質問が飛び交い、
様々な反論や質問が飛び交う。

これこそせめぎあいと紡ぎあい、というものなのですね!

一方、「ボツにすべきだ」という声があがった写真は、

・銀座のドンキホーテの屋上の遊具
・吉祥寺駅構内にある「ミス成蹊」の広告
・駐禁の取締りの様子
・秋葉原にある、シャネルなどのブランド品を扱ったガチャポン

などである。

「題材はいいが写真力がない」
「写真から何も面白さが感じられない」
「東京に限った現象ではない」

という厳しい意見も。
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↑悩み、考え、討論するゼミ生たち。

社会学とは何なのだろう?
写真で語るとはどういうことなのだろう?
ゼミ生一人一人が『社会学』と真正面からぶつかり合った時間でした。

この熱き議論は、後半戦(2日目午後)へ続く・・・!
文責:堂野前灯子(2006年度3年ゼミ生)

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