桜麗祭3日目(7回目の「桜麗祭大賞」受賞)

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何だかんだで最終日。みんなの志気は惰性を辿るどころか更に加速!(と、思われる)
辺りが宵闇に包まれた頃、その瞬間は訪れた。
 
桜麗祭大賞の獲得。分かり易く言うと一等賞だ。
 
「その場にいるゼミ生に告ぐ。ステージ前に集合!ホントの祭りの始まりだっ!!」
どこからともなく聞こえてきた声に導かれ(もしかしたら僕だけに聞こえたのかもしれない)、即席のステージへ。
眩いばかりのスポットライト。待ちわびる観衆の中を突き抜ける。
ザワザワザワザワ。暗く蠢く僕達。爆ぜる時を待ちわびる。ステージ上には司会者二人。(キ○イヤ?)
取り敢えず、代表者二名。ステージへどうぞ。
先遣隊は我が後藤ゼミの(影の)ツートップ、梶山&藤田ペアだ。(ますます、○スイヤ?)
我慢出来なくなった僕達はこぞって、それこそヌーの大移動よろしくドドドドドドドド。
司会者が苦笑いだったのは多分僕の気のせいだろう。
 
待ちに待った瞬間はやがて訪れた。
大賞者のみ持つことを許される賞状(コピー刷り)を受け取る男。誰だ?
それはご存知、梶さん(=4ゼミ生の梶山君)だ!?
スポットライトを浴びて掲げる両の腕。弾ける笑顔と栄光の仲間達。シャッターチャンスの嵐。
フラッシュの暴風雨。沸き上がる堪えきれない色々なモノ。
その後の出来事はみなさまのご想像にお任せします。野暮なことは致しません。
 
 気が付くと、ゼミ生十数人と先生で僕達は鍋を囲んでたんだ。暖かいんだ。鍋だけじゃなくネ。
時間と話と酒が進むに連れ、一人一人桜麗祭を振り返ってこの想いを発表しようということになった。ドキドキ。
発表者の進行状況と半比例して、みんなの涙腺は緩んできた。
この流れの斬り込み隊長は文句なしに松岡嬢だ。間違いない。
止めどなく溢れる熱い涙。キラリと光るぜ!
抑えようとしてもこぼれる嗚咽。あっ、先生も・・・。
 
 この、日常でありながらどこかかけ離れたような錯覚に陥った僕達。
あれはもしかしたら夢だったのかもしれない。僕の見た幻だったのかもしれない。
ふと頬に触れた。涙の跡がある。振り向くとみんなの顔がある。先生がいる。
まだ僕達にはやらなきゃいけないことがある。
これからどんな事が起こるんだろう。想像してみよう。

文責:原田健一(2004年度3ゼミ生)

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