6月11日 千葉大学環境デザイン研究室の方々の後藤ゼミ訪問

今日は千葉大学環境デザイン研究室の方々に、
環境デザインに関するプレゼンテーションを行っていただきました!

社会学とデザインの視点はどういった違いがあるのでしょうか?
何か新たな発見はあるのでしょうか?
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↑緊張するゼミ生たち・・・

さて、いよいよプレゼンテーションの始まりです。

●清水先生による『環境デザイン』の概要、研究室の取り組みについての説明●

主に千葉大学の環境デザイン研究室でどのような研究が行われているか、
プレゼンテーションをしていただきました。
現場に出かけてアンケート調査を行い、実験や検証を重ねて新たなデザインを提案したり、
街づくりのプロジェクトに参加するなど、非常に多彩な取り組みを行っていました。

『現場に出ないと始まらない!』

というお言葉も。
おや、これは後藤ゼミのフィールドワークにも通じるものがある・・・!?

●佐藤先生による、『身体支持具』のプレゼンテーション●

身近な身体支持具であるイスやベンチのデザインを中心としたプレゼンテーションを行っていただきました。
中でも、環境デザイン研究室における『写真』のあり方の説明がゼミ生の興味を引いたようです。

環境デザイン研究室では、
写真を撮る→写真を分析する→分類する
→写真に含まれている状況を説明→意味・問題点を検討する
→簡単にまとめる
という流れがあるとのこと。

『写真で語る東京の社会学』に非常に近いものがある・・・!?

●院生の山本さんによる、商業地街路散策時の人間の五感と環境デザインに関するプレゼンテーション●

人間がいかに五感をつかって商業地街路を散策しているのかを、
物語風にアレンジした写真とともにプレゼンテーションを行っていただきました。
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↑初めて環境デザインに触れる私たちも非常に楽しめた内容でした。

●同じく院生の椎根さんによる、「隠れ家的」飲食店舗のイメージとデザインの可能性についてのプレゼンテーション●

近年メディアでもよく取り上げられている「隠れ家的」な飲食店舗。
そのイメージとデザインについて、社会的背景も検証しながら可能性を見いだしていく、という内容でした。
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↑社会的背景も明らかにするという部分は社会学にもつながる・・・!?

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その後、いくつか質問が交わされた後、いよいよ本題に突入!
『展覧会のコラボレーションをどういったものにしていくか』。

プレゼンテーションを見ていても、どうやら社会学と環境デザインには
相違点はあるものの、どこか似ている部分も見受けられる、というのがお互いの印象でした。

先生方、ゼミ生の活発な意見交換の末、
『東京』を社会学・デザインの双方の視点から見る、というのはどうかという方向性が見えてきました。

どこか社会学とデザインには『つながり』が見出せそうです。

今後お互いに連絡を取りながら、展覧会に向けて徐々にエンジンをかけていこう、
という後藤先生の挨拶で、今回の交流会は無事終了しました。

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交流会終了後、ゼミ生で感想を述べ合ったところ・・・

◎写真を使うという部分にコラボレーションの可能性を感じた
◎似てるようで、やはり社会学とデザインはどこか違った
◎デザインに興味がわいた
◎写真にもっと私たちもこだわっていかなくてはならない

などといったものが出されました。

後藤ゼミにとって、多くの収穫があった一日になったのではないでしょうか。

文責:堂野前灯子(2007年度4年ゼミ生)

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