5月1日 東京探検団 神保町

神保町の古書店街に5月1日(金)に行ってきました。
班員は3年生5人です。

[参加者]3年 江渡、岡安、高荒、恩田、上田

全体の流れとしては以下の通りです。
1,古書店街の時代流れと共に起きた変化についての調査。
2,予測を基に、二班に分かれて調査
3,調査結果を基に考察

1,については、本の需要が昔より減り、本屋さん側の多様なニーズへの対応が求められると推測。

2,2班に分けて店を絞り、数人にお話を伺いました。

1班 <一誠堂書店>

110数年前から営業しており、現在昭和61年から従業員として働いてる方もいる。
やはり昔と今では客層は変わり、若い人はあまり来ない。
昔はもっと活気があり特に金曜、土曜日は大盛況だったのだが、
インターネットの普及や電子書籍の普及により、本が売れない時代になった.
現在扱っている本は市場で取り寄せたり、お客さんからの持ち込み.
神保町では誰もが知る有名店で修行の場ともよばれる大きな古本屋、
大体の古本屋の店主はここで修行して、自分のお店を作ったり、移転して新しいお店で働いてる。
blog_20150501_1_01.jpg
(一誠堂外観)

<ブンケン・ロック・サイド>

現在扱ってのお店は15年前から、隣から移転する前は25年営業していた。
客層は中学生から70歳と幅広い層の方が訪れる。
扱っているのは、雑誌、写真集、コミック、楽譜、スコアブックなどなど、新しいものからマニア向けなものまで幅広い。
扱っている本は地方から送られてきたり、お客様の持ち込みだったり、色々なところから仕入れている。
本のネット#販売が流行っているから、やはり昔ほどは売れ行きは良くない。
blog_20150501_1_02.jpg
(ブンケン・ロック・サイド外観)

2班 <小宮山書店>

1939年創業で初代は、古書店界の名門、創業100年をこえる老舗である一誠堂で修行しており現在3代目。
最初は考古学を扱っていたのだが、時代と客層の変化により本が売れなくなり
若い人興味を引く絵やデザインの本など幅広い書籍を扱うようになっていった。
絵は海外のギャラリーから取り寄せており、本は主にお客さんが売ってくれたものが多い。
blog_20150501_1_03.jpg
(小宮山書店外観)

以下の2つの班の調査結果から、私たちの予測は正しいことが分かりました。
blog_20150501_1_04.jpg
(神保町のコンビニの広告)

時代の流れとともに、移りゆく神保町。皆さんも足を運んでみては?


文責:岡安真司(2015年度3年ゼミ生)

歩み