個別タウンウォッチング:多摩ニュータウン

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「山だ、多摩だ、マンションだ!」

景色が地方色を帯びてくる様子を眺めながら、一人興奮していた。
今回の出会いはどんな出会いになるだろう?

久し振りに親友と再会、はたまた、付き合い始めの恋人とのデートに向かう時の
アノ新鮮な高揚感にも似た感情を抱きながら、土地は開拓したが、僕の頭の中では未開拓の地へと向かう。
 
以下が、調査中・調査後に分かった事実と、それに基ずく若干の妄想、いや、予想である。


 ・駅のすぐ近くの土地が空いていた。駅前にも関わらず。
 ・それなのに、建設中の建物が多く見られた。
 ・班員の一人がTシャツを買いに走った。多汗症らしい。
 ・「傾斜」、所謂、「坂」が多い。まぁ、元々山だし。
 ・広大な公園があるのに、神隠しにあったかの様に人の姿が見られない。
 ・照り付ける太陽と坂道という組み合わせは、いつの時代も疎ましがられるだろう。
 ・対して、レクリエーションする場として使われている廃校はなかなか好意を持たれている。
 ・やはりTWは体力勝負。運動不足の方は注意しなければなるまい。さもなくば・・・。
 ・都会度が下がるにつれて駅間の距離が長くなるのは、もはや疑いようのない事実である。
 ・日焼けで、打ち上げの席で、「包み隠さず」という意味の形容詞、太陽、まるで直下型の気温・・・。今回最も多く使われた色は「赤」だった。


この日が終わるまで後数時間という時に、この周辺に長年住んでいるOGの方を特別ゲストとしてお招きした。(ホントに来てくれるとは)
仕事後にも関わらずわざわざ来てくださった事に深く感謝の意を示します。
インタビューするつもりが、どうしても下世話な話に進んでしまってゴメンナサイ。
 
「近場のOB・OGは呼び出せ!」
この手は結構使えるな、とほくそ笑むもう一人の自分。
こうして大人の階段を上っていく。
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文責:原田健一(2005年4ゼミ生)

歩み