No.16 (2012年4月15日発行)

 「東京人」観察学会ニュース No.16
2011年3月 日発行

<編集・発行:「東京人」観察学会事務局>
〒156-8550 東京都世田谷区桜上水3-25-40
日本大学文理学部社会学科 後藤研究室
E-mail TokyoML@ml.affrc.go.jp(観察学会ML管理者宛)
ngotoh@chs.nihon-u.ac.jp(後藤宛)

- Contents -
 1.“写真で語る:「東京」の社会学‘11”展の開催報告
   A. 展覧会の概要
 2.観察学会(後藤ゼミ)2011年度のトピックス
   A. 2011年度を振り返って(4年・上村哲平)   
B. 第8回510日を振り返って(4年・橋場祐二)
   C. 夏合宿を振り返って(3年・安西勇)
   D. 後期キャプション班とキャプション作成(3年・荒山夏輝)
   E. 展覧会(4年・鈴木敦子)
   F. 秋のゼミ会(3年・飯田紘貴)
   G. 会場部会(4年・松本庄平)
   H. 桜上水まつり(3年・田村彩香)
   I. 就活セミナー(3年・ 矢野世奈)
   J. 2011年度ウェブ改定(3年・田中恭介)
 3.東京探検団(日付順)
   A.5月25日品川駅・思い出横丁(3年・井野峻佑)(3年・河野琢実)
   B.6月 5日日野市探検(4年・糸井友里)
   C.6月11日池上本門寺キャンドルナイト(4年・新井博子)
   D.6月12日末廣亭・古典芸能鑑賞(3年・加藤雅美)
   E.6月20日岡本太郎生誕100年記念・渋谷巡り(3年・中野早紀)
   F.6月24日御徒町から秋葉原へ(3年・軽部駿也)
   G.6月25日東京クルーズ水上バスツアー(4年・米田愛恵)
   H.6月25日エスニック料理を食べに行こう!(4年・川添智之)
   I.6月26日府中探索(3年・小谷野健作)
   J.7月4日羽田空港国際ターミナル探検(4年・荻井沙織)
   K.7月9日東京大学周辺散策(4年・市川慧)
   L.7月10日,17日アキバカフェ巡り(3年・江原佑樹)
   M.7月16日上野動物園とその周辺の探検(4年・泉山 宗志)
 4.編集後記(未)





1.“写真で語る:「東京」の社会学‘11”展の開催報告   
          >>> SOCIO FESTA ‘11
       “写真で語る:「東京」の社会学‘11”展
        主催:日本大学文理学部社会学科

   <展示発表>
    日時:2011年12月6日(火)?10日(土)10:00?18:00
    会場:日本大学文理学部百周年記念館エントランスホール

     A.「東京人」観察学会(後藤ゼミナール)
      “写真で語る:「東京」の社会学 '11”展 (18回目)
       http://www.chs.nihon-u.ac.jp/soc_dpt/ngotoh/tokyo/
       http://n510.com/


       来場者 : 1048人(第1回展1,854人/第2回展2,086人/第3回展1,586人/第4回展1,309人/第5回展2,109人)
       アンケート回答者 : 531人(第1回展1,357人/第2回展1,418人/第3回展912人/第4回展971人/第5回展1,368)

       <映像作品の上映会「シモタカ・ジョースイ映像祭」>
        日時:12月10日(土)13:00開場
        会場:日本大学文理学部図書館3Fオーバルホール
           (1) 「下高井戸シネママンション2階の`大きな`映画館」(相馬菜摘チーム)
           (2)「しMOTAかいど 商店街の中の精神障害者施設」(小黒祐介チーム)
           (3)「しもたか音楽祭 響け! 愛するこの街で」」(菅原亜樹チーム)

司会:後藤ゼミ3年・江原佑樹
アンケート回答者64名



 2.観察学会(後藤ゼミ)2011年度のトピックス

A. 2011年度を振り返って

この1年間、自分がどのくらいゼミ長の人を果たせたのかはわからない。元よりバリバリとリーダーシップを発揮するタイプではなかったし、心配は常に尽きなかった。それでもこのゼミに、自分なりに、真正面から取り組みたいと思った。というより、皆のやりたいことを形にできるように、せめて迷惑はかけまいという気持ちで臨んだ。しかし、振り返ってみれば自分自身が何より皆に支えられたと思う。4年生とはゼミに入って2年(演習からは3年)の付き合いになるけれど、この1年はみんな本当に頼もしく、心のよりどころになっていた。仕事量も多いこのゼミの中で、良いところも悪いところも深く見せ合った仲間はちょっと他の友達とは違う貴重な存在なんだと思う。
 立場的に時には厳しいことや偉そうなことも言ったけど 、心の内ではどんどん前に進むみんなの姿がとっても輝いていて、本当に尊敬していた。 自らの意見を臆せず発言する姿、細部まで徹底してこだわる姿勢、恐れず飛び込む行動力、誠実にひたむきに取り組む姿、縁の下で皆を支える姿、どんなことも楽しむ気持ちを忘れない姿、ゼミの中で垣間見える皆の姿にはたくさんの刺激をもらった。
なんとか今年も展示会をやり遂げることができ、嬉しいという感情よりは正直ほっと一安心といったところ。でも、その後のゼミの打ち上げで 皆のゼミに対する思いを聞いて、充実した表情を見て、本当に頑張ってよかったと思った。その一方で、もっと過去にとらわれず大胆な活動ができていたら、もっと一人一人が主体性を持って取り組める環境を作れていたらと心残りもある。
3年生には今年の良いところは受け継ぎながらも、悪いところはどんどん変革していってほしいと思う。これからの1年で伸びしろがまだまだたくさんあると思うので、自分達の持ち味を生かして、自分たちの力を信じて新しいゼミを作って行って下さい。
こんなに濃い大学生活を送ることができ、心から後藤ゼミに入って良かったと思う。そんなふうに思わせてくれた、後藤先生、ゼミの皆、先輩方に本当に感謝しています。
(4年・上村哲平)


B. 第8回510日を振り返って

510日を振り返ると、とにかく大変だったという印象が強いです。コスモスとの打ち合わせやOB・OGへの諸連絡など正直なところ面倒だなと思う時もありました。しかし、それ以上に貴重な経験をさせていただきました。特に事前準備の大切さを学べたと思います。先を見越した行動をとることで自分にも余裕が生まれ、周りの状況も把握できます。他にも沢山のことを経験できたので、今となってはやって良かったです!
4年になった今、僅かながらやっと成長できた気がします。
(4年・橋場祐二)


C. 夏合宿を振り返って

ゼミ合宿は7月30日(土)-8月2日(火)に山中湖セミナーハウスで行われました。
参加者は演習生・ゼミ生・TA・OB・OG、約60名と大所帯でした。
内容は先輩展覧会の写真選考から、演習生の映像作品のコンペ、最終日のレクリエーションなど盛りだくさんの3日間でした。
演習生でなかった僕にとって初めてのゼミ合宿でした。先輩からいろいろと聞いていましたが、夜中の2時近くまで議論が続くなど、正直想像以上でした。僕自身、発言は多くできませんでしたが、長時間の写真選考の際の議論は様々な意見を聞け、とても刺激的な3日間になったと思います。
(3年・安西勇)


D. 後期キャプション班とキャプション作成

公衆電話と並んで調査をたくさんしたと思います。一回の調査で2時間は必ず立ちっぱなしだ
ったので足がパンパンになりましたが励まし合いながら頑張りました。私たちの班は追加調査も多かったです。中国人留学生の公衆電話利用率に関する調査(大久保にある学校の前で聞き込み調査)と共に与えられたミッションがこの本屋の調査(利用者の購入品等)でした。意図せず、たまたま数えていた“本を包装する人の有無”がキャプションに活かされました。些細なことでも、調べておくべきだと思いました。
私たちの班は、調査もたくさんしましたし、資料集めも各自よくしました。ですので、得られた膨大な情報をどう考察して、いかに自分達の言葉で400字のキャプションにまとめるかという点に苦労しました。例えばぴあでは、どこに焦点を当てて書くのか(雑誌売上の推移、紀伊国屋とぴあの関係性、新宿の土地性など)を迷いましたが、議論を重ね、考察していくことで答えを導き出すことができました。
(3年・荒山夏輝)


E. 展覧会

 今年度の展覧会では、1048名もの方に来場して頂き、無事作品を見て頂くことができました。
長年続くこのメインプロジェクトでは、写真と文とで研究の成果を発表し、「見て頂く」ことで
内側にとどまらない発信を続けています。
 しかし、来場していただくには、足を運んでいただくだけのきっかけが必要となります。今回は初日、二日目と来場者の数が伸び悩み、出だしは思わしくありませんでした。同じ建物で同時開催されていた就職関連イベントの帰りの学生を引き込んでみたり、学校の門の前でチラシ配りをしてみたりとあれやこれやの手立てを講じて、やっとこの人数。作品を用意することのみに集中して宣伝の戦略が練れていないことを痛感した展示期間でもありました。
 結果として多くの方にご覧いただくことができ、偶然声をかけて見て頂いた方と会話を交わし、学校内外の知人や親せき、OB、OGの方々との交流を持ち、有意義な時間を持つことができました。心底ほっとしています。来年度はどのような展開が待っているのでしょうか。楽しみです。
(4年・鈴木敦子)


F.秋のゼミ会

幹事として主にした仕事は、OB・OGへの連絡でした。卒業生参加型のパーティーなので、とにかく多くの方々に参加してもらいたく思い、ゼミ会開催1ヶ月前から毎週1回は、ゼミの状況等も盛り込みつつ、参加を呼びかけました。その他にも、演習性や入ゼミ生にも呼びかけ、現役生を含め参加人数を把握することを努めました。1、2次会のさくら、たつみには頻繁に足を運び情報を共有していました。1次会で使用するマイクセットは学生課を通し管財課でお借りました。
1次会の参加者は卒業生32人を含む88人、2次会の参加者は卒業生22人を含む51人でした。司会等もあり、大変でしたが、やりがいもありとても良い経験をさせてもらいました。
(3年・飯田紘貴)


G. 会場部会

去年と同様に社会学科全体で行うソシオフェスタという形のため、他ゼミ、またゼミ内での「情報の公開・共有」が重要だと再認識しました。部会内で今どのようなことが行われており、作業がどこまで進んでいるかなどゼミ生全体に浸透させることはとても大変だと実感しました。また会場部会の部会長は、シフトの管理、会場の設営、上映会の運営、ゼミ会、他ゼミとの連絡など責任重大な役割です。ソシオフェスタ近くになるといろんな仕事を同時進行していかなければならないので、部会長になる人はタイムマネジメントをしっかりと。来年もソシオフェスタが成功する事を祈っています。
(4年・松本庄平)


H.桜上水まつり
桜上水駅前で開催された桜上水駅周辺地区街作り協議会が主催する『桜上水祭り』に、イベントスタッフとして参加させて頂きました☆私たちは、会場にきて頂いたお客様にアンケートの呼びかけを行いました。初めは照れくさかったけど、用意されたアンケートに答えて頂いた方にプレゼントする200個の花を全部なくそうと必死になりました♪
結果、245枚のアンケート収集に成功♪
そして、自分たちで集計もさせて頂きました。
暑い日でしたが、お昼のお弁当まで頂いてしまい、地域の方ともたくさんコミュニケーションが取れた楽しく貴重な1日となりました^^
(3年・田村彩香)


I. 就職活動セミナー

2011年1月11日にOBの方を招き、先輩方が3年生の為に「仕事観・就職観」(の多様化)をテーマに就職活動セミナーを開催してくださいました。今年は12月に就職活動が本格的にスタートし、何をしたら良いのかがよく理解しないまま活動し、不安を抱えていた3年生にとって、このような機械を頂けて感謝しています。
 2012年度新卒採用の就職活動を終えた4年生の皆さんは3年生のために、就職活動の体験談などをまとめたレジュメを配布して下さり、質問に応じてくれました。超就職氷河期を乗り越えたからならではの声を聞く事ができました。
 OBの皆さんからもお忙しい所参加していただき感謝の気持ちでいっぱいです。
人事コンサルティングで活躍されるOBの方ならではの、新卒採用の秘密なども聞く事ができ、貴重な時間を過ごす事ができました。何よりも、社会で活躍されるOBの皆さんの働く事に関する自分の軸の延長線上に、好きではなくても出来る事、そして自分の未来を見て、可能性を決めつけずに自分に適する会社との出会いが大切であるという事。理想を追いかけただ就職活動をするのではなく、これからの就職活動の仕方について見直す必要があるという事に気がつく事ができました。
 参加して頂いたOBの皆さん、開催してくださった4年生の皆さん、ありがとうございました。不安だった気持ちが解消され、これからの就職活動、就職という事の価値観が変わりました。そして、後藤ゼミの卒業生の皆さんと繋がっている環境の下、活動し学ぶ事のできる私達はとても恵まれているのだと感じました。
(3年・ 矢野世奈)


J. 2011年度ウェブ改定

3月に入りましたが、春の陽気はまだ訪れず寒さの厳しい中、3月4日に2011年度のウェブ改定が行われました。今回はパソコン室が使えないということで事務室での作業となり、何故か本館4階は暖房がつかないという寒さの厳しい環境の中で行われました。現役生と後藤先生、横川さん、少し遅れて樋口さんが来てくださりミーティングを開始。本日の作業内容に加え、システム班の今後のあり方、反省点を少し話し合い最後にもう一度議論をするという形になりました。今回すべき作業項目として今年度の作品をウェブ上に追加、今年度の作品の位置情報を撮影場所一覧に加える、現4年生の就職先一覧を追加する、旧ゼミホームページをCMS版にリダイレクトさせる、研究室のパソコンのセットアップ、ゼミブログの移行・リンク修正があげられ、それぞれ作業を分担しながら行われました。3年生は先輩の指導を受けながら、4年生は指導しながら各自の担当作業を進めていきました。また、今回は3年与那覇君がスマートフォン版のゼミHPを作ってきたという報告がありOBの方々、後藤先生からも驚きの声が上がるなど、夏のウェブ改訂とは違った刺激が生まれました。
16時頃作業も一段落し、途中から合流してくださったOB根本さんを交え今後のシステム班についての議論が行われました。2時間にも及ぶ議論が行われ、システム班の受身姿勢についての言及や改善点、今後HPの閲覧・改訂回数を上げるにはどういったコンテンツが必要かなど様々な議論が行われ、始めは静かだった現役生も後半になるにつれ積極的に意見を述べ始め、今までにない有意義な議論が行われました。
議論が一段落ついた19時過ぎ、もうひとつの目的でもある懇親会が行われました。OBの方8名、現役生が4名、そして後藤先生というメンバーで行われました。今年度の反省点でもある現役生の参加率の悪さがここでも表れ来年度への不安が残りました。この日のメニューは暖房がきかず寒いということで鍋。各自ビールや酎ハイを持ち、乾杯。懇親会から参加のOBの方も沢山おりました。会の中で、これからはシステム班ではなくソーシャル・メディア班にしようという意見もでました。現役生の参加率はあいかわらずでしたが、「後半の議論がよかった。積極的に意見も出ていて3年生の脱皮がついに始まる。」と後藤先生もご満悦でした。来年度に向けてすべきことが沢山決まり、より多忙になると思われるシステム班あらためソーシャル・メディア班ですが、今回の反省点、得たものを生かしながら今後活動の幅を広げていくので、これから様々なコンテンツが組み込まれることが予想されるゼミHPに注目していただきたいです。
(3年・田中恭介)



3.東京探検団(日付順)

A.5月25日品川駅・思い出横丁

今年度、最初のFWはここ品川でした。ゼミの時間を利用して全員で出発!ピクニックの様な日でした。
 品川駅のエキナカは商業施設「ecute」がある大きな駅、 施設内には本屋や服屋、さらには盆栽を扱う変わった店もありました。その中を良い写真を撮るため散策。この日、僕はブログ担当だったこともあって、かなり写真を撮っていたような…。
 一通り散策が終わったらゼミ生一同で駅構内の一部分で特別ゼミ。おばあさんが輪の中に入ったりアクシデントもありましたが多くの意見が飛び交いました。
 その後は改札を出て駅周辺を散策しました。そんな感じでその後は皆で新宿に出発です。
(3年・井野峻佑)

モダンな品川駅を後に新宿西口の思い出横丁に向かいます。高層ビル群が並ぶ新宿で入り口の看板は見たことある人は多いと思いますが、実際中に入ったことがある人は少ないと思います。
中に入ってみると、ここは本当に新宿か!?とびっくりしてしまいました。まるで映画のセットの中にいるみたいで、ここで1人酒でもすれば役者気分を味わえるんじゃないでしょうか。
集合するとハイボールを一杯引っ掛けてきた佐藤君の顔が真っ赤でした。皆が心配してしまうぐらい異常に赤かったです。正直引きました。
その後、皆で飲み会となりました。
(3年・河野琢実)


B.6月 5日日野市探検

2011年6月5日。晴れ
鈴木さんの案で日野駅にきました!
では、新撰組の世界へ、いざ出陣!!
『日野宿本陣』
宿場町の中でも藩主など身分の高い人が泊まった場所。ここには剣術専門の道場があり、のちの新撰組局長・近藤勇も稽古に来たのである!デデンッ!
『佐藤彦五郎新撰組資料館』
彦五郎は新撰組の1人で、上記の本陣を建てた人。土方歳三や近藤勇らとやり取りをした手紙や、使っていた扇子・銃・刀などがあった。扇子の芯が鉄で出来ていて重くて使いづらそう、刀に少しだけ血の跡があってちょっと生生しい!
とっても楽しかった鈴木さんありがとう!!!
(4年・糸井友里)


C.6月11日池上本門寺キャンドルナイト

企画者の本田さんが、当日お友達とジブリ美術館で遊ぶはずだったという信じ難いダブルブッキングをかました日。意外とおっちょこちょいな面を見せたかと思えば、ドタキャン連絡にもめげず本門寺に眠る力道山の紹介を資料付きで語った本田さんに、その場にいる誰もが虜になった。
 甘味処にて井野君が渡辺君との馴れ初めを暴露し、明らかに練習不足の雅楽に北村ちゃんが険しい表情をしていた。鈴木さんがイメチェンして颯爽と合流を果たし、帰りの電車で和田ちゃんが自身のGメールスルーっぷりをカミングアウトした。あと渡辺君の天敵がハトだった。 被災地と本門寺を繋ぐメッセージが描かれた幾百のキャンドル。井野君と渡辺君は仲良くお店に傘を忘れたけど、闇夜に温かく浮かび上がる「いのり」の文字は忘れられません。
(4年・新井博子)


D.6月12日末廣亭・古典芸能鑑賞

3年与那覇くんの企画で行ってきました!In新宿です。
ここは漫才や曲芸などが行われる施設で、都内に五ヶ所ある定席寄席の一つなのだそう。
末廣亭に到着すると風情のある門の前にすでに沢山の人だかり。やはり年配の方が多かったですが家族やカップルの姿もちらほら。私たちは後方一列を陣取り、飲食自由な館内で、みんなでおかしをボリボリしながらリラックスムードで観賞しました。
中では落語や奇術、紙切り、コントなど様々なことが披露され、終始笑いが飛び交っていました。かなり長い時間の公演でしたが内容がとても濃く最初から最後まで楽しむことができました。時代が移り変わっても消えることなく残る古典曲芸能を体感して、なんだかひと時違う時代にタイムスリップしたようでした。
(3年・加藤雅美)


E.6月20日岡本太郎生誕100年記念・渋谷巡り

4年橋場さんの企画です!
岡本太郎生誕100年を記念して岡本太郎の作品のある様々な場所を訪れました。最初は渋谷駅連絡通路に展示されている「明日の神話」の鑑賞をし、その後歩いて渋谷パルコへ向かいました。パルコでは「岡本太郎生誕100年企画展 顔は宇宙だ」が開催されていました。展示会を見終わった後、南青山にある岡本太郎記念館へ再び歩き出します。その道中には「こどもの樹」という様々な顔が樹のように枝分かれしている不思議な作品に出会いました。そして岡本太郎記念館では、アトリエの様子を見ることができたり、ここでも様々な作品を見ることができました。
梅雨の時期だったので雨が降ってきたり、ジメジメした天気で歩くのが大変でしたが先生も参加していたのでとても中身のある話し合いもでき、充実した探検団でした!
(3年・中野早紀)


F.6月24日御徒町から秋葉原へ

まだ6月だというのに、当日は30度を越える猛暑日だった。暑い!とにかく暑い!!誰だ!?こんな炎天下で東京探検団をやろうなんて企画した奴は!?
 内容は、御徒町・秋葉原という山手線の隣接した2つの街を歩くというもの。御徒町は、戦後から続く歴史あるジュエリータウン。宝石店だらけの街で、みんなの目もキラキラ。バイヤーの追跡調査では、みんな探偵気取りだった。
 高架下の「2k540 AKI-OKA ARTISAN」の震災復興イベントでお酒を飲んだ佐藤君は、顔が真っ赤になって、みんなに笑われていた。後に、この場所の写真(左)は夏合宿では採用されるものの、後期の調査段階で惜しくもボツとなる。
 秋葉原では、ラジオセンター周辺を探索。電子機器とアニメが共存する街…実に面白い。
 以上、企画者からでした!!
(3年・軽部駿也)


G.6月25日東京クルーズ水上バスツアー

3年生初谷くんの企画で水上バスツアーを行いました☆
水上バスに乗る前に、浅草で自由行動!せっかくなので浅草寺にお参りに^^そして道中、福引きで松本君がipodを当てるなどサプライズもありました!震災で観光客が激減という仲見世も、土日だということもあり、お客さんでいっぱいでした。
 さて、メインの水上バスは!まさかの近未来的なデザインでした。なんと、銀河鉄道999の作者である松本零士さんがデザインした「ヒミコ」というものでした!浅草からお台場間には14もの橋があり、それらをくぐるたびにメーテルたちが解説してくれます。お客さんは若いカップル、中高年のグループ、アジア系の方が多かったですね。
 なかなか水上バスに乗る機会なんてないですよね^^企画してくれた初谷くん、ありがとうございました!
(4年・米田愛恵)


H.6月25日エスニック料理を食べに行こう!

おそらく今年の東京探検団のなかで一番のアタリイベントです。企画内容は「六本木にあるアフリカ料理屋さんに行ってアフリカンカルチャーを味わおう!」といったものだったんですが、出てくる料理のアフリカンっぷりが素晴らしかったです。メニューの写真だと美味しそうなカレーっぽいスープが実物は変なドブ川っぽい液体だったり、角材のような固さの肉が2本あるだけのケバブが800円したりと、実に香ばしい逸品の数々にグッときました(日本語がうまく通じなくて若干キレ気味だった店員さんもいい感じにスパイス効いてました)。料理を食べる度に顔色が曇っていく岡野君がとても印象に残っています。来年度もまたやってほしい企画でした。そんで今年来なかった人は今度は是非この店に来てあの絶妙な空気感を感じてほしいですね。
(4年・川添智之)


I.6月26日府中探索

糸井さんが企画してくれたこの企画は、とにかく楽しかったです!!京王線と南武線が通る分倍河原駅で集合し古墳→お寺→ビール工場の順で府中を探検しました。古墳やお寺を見に行ってその場所の歴史について学んだのは小学生の遠足以来なのでとても懐かしく思いました。この日一番のメインはサントリー武蔵野ビール工場です。後藤先生を筆頭に
ビールをたくさん飲めるとあってみんな張り切っていました!田村さんは二日酔いでスッピンで来たのにも関わらずビール工場では一番元気でした!!ビールが最高においしくて大人の社会見学って感じでした!帰りに後藤先生が奥さんにお土産を買っていて普段学校では見れない愛妻家の一面も見ることが出来ました。この東京探検団では普段乗り継ぎにしか使っていなかった分倍河原駅のたくさんの可能性に気がつくことが出来ました。糸井さんありがとう!!
(3年・小谷野健作)


J.7月4日羽田空港国際ターミナル探検

羽田空港国際ターミナルFW
4年北村優樹さんの企画で行ってまいりました!
私自身あまり空港に足を運んだことがないもので、終始感動しっぱなしの一日でした。
飛び立っていく飛行機の姿を展望デッキから見送りながら、私たちはあの飛行機の翼に乗って飛んで行きたいなと思ったに違いありません。
それから新国際線旅客ターミナルへ。これもまたすごかった。現代的なデザインの空港内に江戸の町並みをモチーフにした日本村が。所々にここは日本だよアピールが見受けられ、ここは日本なんだと改めて感じられました。
最後に、空港内にあったプラネタリウムカフェ行ったのですが、癒されたい方におすすめします。プライベートで空港に足を運んでみるのもひとつの楽しみになるかもしれません。 
(4年・荻井沙織)


K.7月9日東京大学周辺散策

リーダー新井さんを筆頭に東大、弥生美術館、東大周辺を巡ってきました。天気は晴れ!暑い暑い一日でした。東京大学はとにかく広大でした。歩けど歩けど校内、敷地内にバスが走っているのには驚きました!そして建物はハ○ー・ポッターの世界の建物そっくり!!写真は安田講堂です。渡辺君と市川が迷子になったときに撮りました。因みに、この後、後ろの芝生で学生がでかい飛行機を組み立てていました。さすが東大!!学食を食べて元気をチャージした一行は弥生美術館へ。美術館は大きく、沢山の絵が飾られていました。最後は周辺散策へ。暑さと歩き疲れで皆さんお疲れ気味。さらに道迷い…。しかし親切な方に道を教えていただき、目的地の樋口一葉邸宅跡や歴史ある坂を巡る事ができました。皆さん、お疲れ様でした!!    
(4年・市川慧)


L.7月10日,17日アキバカフェ巡り

アキバといえば、皆さんはどんなイメージを持っているだろうか。オタク、AKB、メイドカフェ。自分とは関係ない世界だと思っていた。この日までは・・・。
っということでやって来ました。秋葉原。気温は30度というのにも関わらずオタク達の熱の方が熱い。
まずはメイドカフェ。やはり想像を絶する世界、と思いきや皆、初めの頃は抵抗していたが、途中からは常連さん並みにノリノリでした。
続いてARTS CHIYODA。アキバのイメージとは違い館内にはたくさんの種類の「アート」がありました。そして本来の目的のはんだ付けカフェへ。何ともアキバらしい名前だ。そこではスタッフの方の話を聞き、アナログな手芸と融合することで電子工作をより身近な「アート」にして親しむ、という目的があるそうです。
 皆さんも試にアキバ、1度でいいから来てみてください。
(3年・江原佑樹)


M.7月16日上野動物園とその周辺の探検

上野へパンダを見に行く→アメ横で自由時間→私は皆と別れ私用で退散という形だった。
パンダは一言で言うと典型的なデブになりやすい生活をしていた。ほとんど動かず、食べては寝ての繰り返し。私達が見たときも基本的に笹を食べ続けていた。でもそんな姿を愛くるしいと思えてしまう自分がいた。
当初、あまり興味も無く何となくこの探険団に参加したが、他の動物を見ているよりもやはりパンダをみた時に一番テンションが上がった。そしてなにより人の群れが集中していたのが原因なのか、自分自身が必死に見ようとしていた。
 まだパンダを見ていない人がいるのであれば、是非機会があればパンダ観光お勧めします!!
 その後のアメ横は古き良き時代の街と言って良いと思います。安いし、おいしいし、建物が古い。そんなイメージですかね。
(4年・泉山 宗志)


5.編集後記★
未完

歩み