今後のゼミのあり方について

今日は今年最後のゼミです。

今日はこれからのゼミ活動について検討会をしました。
というのも、来年度の入ゼミ生が極端に少ないのです。
現在、4年22名、3年20名で活動している後藤ゼミですが、来年度は4年20名3年8名になることが決定しています。これは重大問題になりかねません。このまま希望者が減り続ければ、後藤ゼミの代名詞とも言える展覧会の開催すら儘ならなくなるのです。今までは平均的に20名程度の希望が毎年あったのですがなぜ今年から急激に希望者が減ってしまったのかを話し合いました。

そのときに出た先生やゼミ生の意見は次のとおりです。
1、現在のゼミ希望者は楽、友達が出来る、楽しいゼミを優先的に選ぶ。
2、後藤ゼミの学生は後藤教信者だと思われている。
3、学生の質自体が低下している。
4、意欲のある上位層の学生が他大学へ流動している。
5、後藤先生の授業が減ったため後藤先生のイメージが沸かない学生が多い。
6、後藤ゼミのメインテーマである「平均的な日大生」からの脱却の原動力である 「日大コンプレックス」を持った学生が減った。

↑これらのような事柄がゼミ希望者が減少した理由として挙げられるのではないかと考察されました。
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↑意見を問う後藤教授

それらの問題点を踏まえて後藤ゼミのこれからは外の目をかなり意識したゼミ活動が望まれるでしょう。そこで「ゼミにおける問題点」と題してレポート課題がゼミ生に課されました。A42枚程度で記名は匿名です。そのレポートでゼミ生から出された意見を元にこれからのゼミのあり方を考察するのです。来年度後藤先生は世田谷市民講座の方の授業も持つということでそちらの方にかける時間も要求されるため大学の方に掛けられる時間が益々減ることも予想されます。後藤ゼミの場合学生の質も重視されますがやはりある程度の人数が無くては活動に支障をきたします。希望者がこれからは増加の傾向に向くことを願います。

かなりナーバスな雰囲気の中のゼミになったかもしれませんが明日はゼミ旅行の日です。次の時間はきっとワクワクの雰囲気の中でのゼミになるでしょう。

文責:関雅彦(06年度後藤ゼミ3年)

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