2010年6月16日

2010.06.16

さて、今週もゼミの時間です。この日は曇りで蒸し暑い日でした。

0-1　まずは今日の日経。担当者は4年小田桐さんと3年三枝くん。

高級料理店で低価格のランチコースを導入し、その際ダイナースカードとcityカードの会員がまずはターゲットとなる記事。
この店がそういう客層＝ある程度の富裕層をターゲットにしているのだ、との先生からのコメント。
また、ネット社会は個人情報が管理されており、IPアドレスで誰がいつ何をしたかが全て分かってしまう
というお話をいただきました。

真剣に問題を考えています。

0-2　次に文章表現力講座の投稿者からのコメントがありました。

0-3　そして、先生から清水ゼミで提案されたゼミのあり方についての
　　　企画書の紹介がありました。

企画書です

さて、ここからはいよいよ本題に！

1、W杯企画書のプレゼンと討議
　
　今回は5班編成しましたが、全班が日本戦をターゲットにしており、
日本戦に偏りがちという事で、いくつかの班は新たに企画を立て直しました。
また、１つの班がいくつもの企画を出していたので、１班１つのテーマに絞って調査をする事になりました。
その結果、

１班（池田）←班長の名前です。
　ネット上のコミュニティで知り合った人同士で、現実世界で一緒にワールドカップの試合を観戦している様子を調査する。
ターゲットは外国人のコミュニティ。他の４つの班が担当する以外の試合を、
ネット上の外国人が集まるコミュニティを見つけて入る。

班長池田君からの説明です

2班（樋口）
　6月25日のポルトガル対ブラジル戦を、浅草にある「サクラホステル浅草」で一晩泊まって観察。
様々な国の人びとが、自分の国に関係ない国の試合を見る、しかも自国にいたら試合を見ないという人もいるらしく、その現象を観察。

3班（倉本）
　6月24日深夜に、デンマーク対日本戦を秋葉原で、オランダ対カメルーンをカメルーン料理店で観察。
秋葉原とサッカーという、あまり見る事の無い組み合わせの中でどのような現象が起こるかを追います。

班長倉本君と副班長峰政君

4班（橋場）
　この班に日本戦の調査は任せる運びとなりました。
6月19日のオランダ対日本戦は、東京ドームのでもパブリックビューイングが行われます。そして同日はプロ野球の巨人対中日のデイゲームが同じ東京ドームで行われる事から、両者に来る観客の様子を観察します。

5班（中川）
　6月17日の韓国対アルゼンチン戦を大久保のコリアンタウンで、6月21日の北朝鮮対ポルトガル戦を大久保・歌舞伎町と
朝鮮学校のパブリックビューイングの２手に分けて観察。
韓国、北朝鮮、日本の人々が一緒になって応援している様子が撮れたりしたら面白いということで。

各班、フィールドワークの詳細を観察学会メーリングリストにも流し、
OB・OG方々の参加を呼びかけます。また、他班のフィールドワークでも行ける人はどんどん参加してください♪

日本は今大会で初戦に勝ち、日本全国が盛り上がっている状態。
私たちは「東京ならでは」の現象を追っているので、「東京性」を見出し、尚かつそれを社会学としてみる事が大切です、とのコメントを先生からいただきました。