展覧会作品の順番決めと桜麗祭の報告と総括(前半)

 ついに桜麗祭も終わり、展覧会に向けラストスパートといったところ
まず桜麗祭の展示成果の報告が学生委員の方からありました。
観覧者総数は575人で高校生やOB、OG、電車おじさんなど多数来場して下さったそうで1年目としては成功と言えるということよかったよかった。
ただ課題としては、社会学科の学生委員が展示を行ってるがやはり後藤ゼミ色が強過ぎる事。
今後は、そのほかのゼミがいかに参加させていくそして運営していくかが鍵になっていくのではないかってさ。

また先生からは桜麗祭自体も厚みがなく高校生の文化祭レベルでこじんまりとして文理学部の今後を考えると憂慮すべきことであると厳しいお言葉が・・・。
もちろんこの桜麗祭の社会学科のゼミ紹介の展示は、外のお客さんだけでなくなかなか何をしているかが分からない他のゼミの内容も垣間見ることができるので展示を通してゼミ間や学生同士の交流ができる場になりえることも事実です。
今後のゼミ間の交流や社会学科のアピールにもなったのではないでしょうか?
 
先生としても学科主任というからもっと学生に権限を与えていきたいと考えているそうで今後も卒論発表会や他の行事などでも学生委員に活躍する場を増やしていくと計画しているようなのでぜひ頑張ってもらいたいですな。

 桜麗祭の延長の話として来年度のゼミ生のことも触れられました。
選択性が始まって2年目の来年度は新3年生が例年以上の減る可能性が多いにあるということでゼミ生1人1人のゼミ活動にかかる負担は相当なものになるかもしれないらしい。
しかし後発の優位性(後から出てきたものの方が先達の失敗や成果のノウハウを蓄積することができ、より効率的に発展、進化が出来るということ。)を生かして
努力せえ!!と言われとりました。(でも大変だよ、きっと)

 次に展覧会の展示作品の順番決め。
今回23点の作品をその見せ方として場所柄やキャプション内容によりより作品同士を際立たせる並び順をゼミ生全員で考え、その並び方の意図もしっかりと抑えなければなりません。
展覧会期間中はどうしてこのような並びからになったかについて説明を求められるかもしれないなので要注意ですぞ。
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↑その様子

今年の作品の特徴としては展覧会のサブタイトル"建築の表現力と社会学の想像力"
に合った作品が多い点と連作が多いことが挙げられます。
展示会場の性質上一番写真を使う東京駅の作品を14番目に持ってこなくてはいけないという制約ができ、まず前後をどの作品を置くがか問題ございました。
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↑先生の後方からの様子とたまたま撮った白い靴3人組(誰でしょう?)。

「Wカップを最初に持ってくるのがいいのではないか。」
とか
「東京駅の前後は駅関連の作品を置くべきだ」
とか
「テーマが“終焉”であるものは順番として最後にするべきだ」など色々な意見を踏まえた上でこのような並び順に決定。

じゃあずらっと書くから瞬きすることなくいっぺんに見てくれよ。

№1歌舞伎座
№2神楽坂
3学士会館
4墓地(連作)

5ホスト
6乙女ロード
7高円寺

8四谷
9東京ジャーミー
10表参道
11交通博物館(連作)

12東京駅(連作)
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↑ちょっとブレイク写真

13高架下
14W杯
15おもちゃショー(連作)
16新橋将棋

17豊洲
18新宿マック
19銀座、歩行者天国

20吉祥寺 ハモニカ 公園(連作)
21目黒雅叙園
22国立駅
23六本木(連作)

(途中の区切りで作品の流れがいったん切れます。)

順番も決まって本当に大詰めといった感じで次回部会報告に続く続く。

配布物:展覧会アンケート案、現時点のキャプション案
文責:坂田聡(2006年度4年ゼミ生)

歩み