5月12日 ゼミ後半
2014.05.12
ゼミの後半は、メインの「東京写真」プロジェクトのための写真を選ぶ作業から始まりました。
ゼミ生各自がスカイドライブにアップロードした写真を一枚一枚、画面に映しながら、撮影者が詳細を
説明し、質疑応答を行いました。
写真を見ながら「東京らしさ」、映り込んでいる「東京」について議論するゼミ生
今年は全部で50枚以上の写真が集まりました。
写真についての質疑応答が終わった後、各自面白そうだと思ったもの、調査に行ってみたいと思った写真を2枚ずつ選び、
投票を行いました。その結果、今年は撮影された場所が偏ったりせず東京の様々な場所が撮影されていた為、票数が特定の
写真に集まることがなく、ばらけた結果となりました。
集計結果の発表をする先生
その中で多く票を集めた6枚は、1.赤羽駅近くのスーパー前の違法駐輪 2.首都高速道路のタツミパーキング
3.神保町の女性専用のおひるねカフェ「コロネ」4.都営霞ヶ丘アパート5.国立競技場6.池袋東口のファミリーマート
でした。
その後は、選ばれた6枚の写真を元に、それぞれ興味があるテーマを選んでチームを作成しました。
学年や男女比などを考慮しながら調整しつつ、写真の場所へフィールドワークを行うメンバーを決定しました。
その後は、各班ごとに集まり、今後の活動日や調査の方針、班長決めなどを行いました。
今年は去年に比べ、「いつも日常でみられる風景」「ずっと昔からある名所」などの写真が多く、
少しインパクトに欠けるようなものが多かったような気がしました。
しかし、「一見なんでもなさそうな風景」から面白さやメッセージ性、考えさせられる点を見つけ出していくのが
後藤ゼミナールの醍醐味でもあるので、これからどんどん積極的にフィールドワークを行い、魅力ある研究作品を作り上げていきたいと思います。
海藤マリ(2014年度4年ゼミ生)