16. 「民主主義ってなんだ?」 ―国会前「広場」の政治集会―

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 国会前で、安全保障関連法案反対を訴える老若男女。左側の男性は、SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動)の中心メンバーである奥田愛基さん(明治学院大生)だ。
 後藤ゼミでは、SEALDsに所属する今村幸子さん(日大芸術学部生)と七田人比古さん(IT業界人)から直に話を聞いた。2011年3月の原発事故後の毎週金曜日に欠かすことなく継続されている首相官邸前抗議行動に影響を受けた若者が、SASPL(特定秘密保護法に反対する学生有志の会)を結成し、その延長線上にSEALDsが存在する。政治に疑問や不満を持つ幅広い声が国会前の「広場」で形が与えられ、外部に発信される。2015年の夏はパワー全開で、全国・全世界の人々に影響を与え、一大ムーブメントを巻き起こしている。
 「広場」では、首相や政権与党に対して「立憲主義違反だ!」等と誰でも自由に正々堂々と異議申立ができる。「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」(日本国憲法第12条)。民主主義って、これだ!
写真撮影者:日本大学4年 小山未有
2015年9月11日(金)21時18分
国会前庭前北側エリア(東京都千代田区永田町1丁目)にて撮影

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