20.新宿御苑の効能 ―¥200で得られるストレス発散とリフレッシュ―
新宿御苑の土曜日の昼下がり。幼子が母親の傍らで遊んでいる。緑の森の向こうには、NTTドコモ代々木ビル(高さ272m)が顔を出している。新宿御苑には、1-5歳くらいの子供連れの母親グループが方々から沢山集まってくる。歩いていける近所の公園もよく利用するが、狭いし、障害物は多いし、危険がつきまとっているので、一時も気を抜くことができない。それに対してここは、広いし、芝生だし、遊具も禁止されているので、子どもを自由にのびのびと安心して遊ばせることができる。
でも、彼女たちが電車代や入園料や時間を掛けてまでここにやって来る理由の第一は、自分のため。幼子を世話することは、目が離せないし、手もかかるので、メチャメチャ大変。ストレスは高まるばかり。だから、時には居住地を離れて、こうした場所に来て適当に子どもを遊ばせ、母親同士でお喋りをし、羽を広げてのんびりするのである。
新宿御苑は、小さな子どもを持つ母親達をリフレッシュさせる役割を担っていたのだ。
でも、彼女たちが電車代や入園料や時間を掛けてまでここにやって来る理由の第一は、自分のため。幼子を世話することは、目が離せないし、手もかかるので、メチャメチャ大変。ストレスは高まるばかり。だから、時には居住地を離れて、こうした場所に来て適当に子どもを遊ばせ、母親同士でお喋りをし、羽を広げてのんびりするのである。
新宿御苑は、小さな子どもを持つ母親達をリフレッシュさせる役割を担っていたのだ。
写真撮影者:日本大学3年 栗原 理恵
2008年6月7日(土)13時36分
新宿御苑(新宿区内藤町)にて撮影
2008年6月7日(土)13時36分
新宿御苑(新宿区内藤町)にて撮影
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