世田谷8ミリフィルムアーカイブ・プロジェクト
本プロジェクトは、公益財団法人せたがや文化財団生活工房主催の、世田谷の昭和30-50年代の暮らしや町並みが市井の人々の視点から記録された8ミリフィルムを収集・整理し、各地で上映会やワークショップを開催する「穴アーカイブ」に、後藤ゼミナールが協働機関となって事業に関与する企画です。
対象となるフィルムはおもに個人が家庭で私蔵しているもので、「穴アーカイブ」は様々な媒体で本プロジェクトに関する情報を発信し協力を求めることでフィルムを収集しました。後藤ゼミナールのメンバーは、その呼びかけに応じてフィルムを提供した人にインタビューをし、映像に隠されている情報を探っていく役割を担いました。
2015年6月のキックオフイベント、そしてフィルムの提供者との試写会やインタビューを経て、2015年10月4日に無事鑑賞会を開催しました。なお、来場者数は100人という予想を遥かに上回る大盛況でした。
2015年6月27日のキックオフイベント「みえないものをみる」(左)と提供者との試写会(右)の様子
2015年10月4日に開催された鑑賞会の様子
(クリックで画像を拡大できます)
また、2016年度の映像祭では、1950・60年代に世田谷で撮影された8ミリフィルムを用いて、
時代性・階層性・地域性・生活様式を読み取り、その結果を発表いたしました。
関連サイト
公益財団法人せたがや文化財団 生活工房
NPO法人 記録と表現とメディアのための組織
穴アーカイブ 世田谷の8ミリフィルムにさぐる
穴アーカイブ 8ミリフィルム鑑賞会―穴からみえる、ひと、くらし、世田谷