22.お金も稼げる遊園地? ―不況下のファミリーレジャー―
ここは、府中市にある東京競馬場。沢山の家族が芝生にレジャーシートを敷き、ゴールデンウイークの最終日を楽しんでいる。まるで公園や遊園地のようだ。事実、場内施設も、ポニーや馬車の試乗、エアトランポリン、ミニSL、TV人気キャラクターショー、360度スクリーンの映画、そしてお馬さんのレースショー(?)など、遊園地に負けないぐらい多彩で、しかも全て無料で楽しめる。遊園地での「1回あたり費用」が平均1人7,160円(『レジャー白書2001』(財)自由時間デザイン協会、2001年)であるのに対して、東京競馬場は入場料1人200円(中学生以下無料)と格段に安くすむ(ちなみに、競馬での1回当たり費用は平均で3,780円)。もちろん、馬券が当たればお金を増やして帰ることも可能だ。
長引く不況により娯楽支出が減少している家計事情の中で、写真の家族の目には、ここが「家族で楽しめ、格安の出費でお金も稼げる遊園地」として映っている。
長引く不況により娯楽支出が減少している家計事情の中で、写真の家族の目には、ここが「家族で楽しめ、格安の出費でお金も稼げる遊園地」として映っている。
写真原作者:日本大学2年 梶亜紀子
2001年5月6日(日)13時半
東京競馬場(府中市)にて撮影
2001年5月6日(日)13時半
東京競馬場(府中市)にて撮影
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