14.「東京」のワールドカップ ―“東京のドイツ”の磁力―
ドイツで行われた2006年サッカーワールドカップの準々決勝。ドイツ対アルゼンチン戦が行われたこの日、赤坂のドイツ文化会館では、多くの日本人によってドイツを応援する白いウェーブが何度も起こった。
ここは、ドイツ東洋文化研究協会がドイツ政府の協力を得て建設し運営している会館で、普段はドイツ語講座や学術・文化関連の催し物が開かれている。独日文化交流の一貫で、2002年日韓W杯で大きな反響を呼んだパブリックビューイング(PV)を今回も行った。4年に1度の「祭り」を味わおうとこの日のPVに訪れた観客は、約300人。その半数近くが、ドイツを応援するためにやってきた日本人であったという。ドイツチームを応援することでこの場に溶け込んでいる。ドイツをこよなく愛する日本人にとって、この場所は最高のたまり場であり、気軽に「ドイツ人」になり切ることだってできてしまう。
ドイツ好きな日本人をこうして1点に集結させるのも、「東京」の磁力の賜である。
ここは、ドイツ東洋文化研究協会がドイツ政府の協力を得て建設し運営している会館で、普段はドイツ語講座や学術・文化関連の催し物が開かれている。独日文化交流の一貫で、2002年日韓W杯で大きな反響を呼んだパブリックビューイング(PV)を今回も行った。4年に1度の「祭り」を味わおうとこの日のPVに訪れた観客は、約300人。その半数近くが、ドイツを応援するためにやってきた日本人であったという。ドイツチームを応援することでこの場に溶け込んでいる。ドイツをこよなく愛する日本人にとって、この場所は最高のたまり場であり、気軽に「ドイツ人」になり切ることだってできてしまう。
ドイツ好きな日本人をこうして1点に集結させるのも、「東京」の磁力の賜である。
写真撮影者:日本大学3年 上野哲広
2006年6月30日(金) 1時30分時
ドイツ文化会館(港区赤坂7丁目)にて撮影
2006年6月30日(金) 1時30分時
ドイツ文化会館(港区赤坂7丁目)にて撮影
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