4.フィジカルorサイコロジカル?

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  「変身」の類語を並べてみると、変形、変質、変装、変態、変換、メタモルフォーゼ、トランスフォーメーション、などなど。身体(表面)を変えることに留まらず、心(内面)を変えることも、業態を転換することも含まれる。変身って、奥深い!

朝日新聞ロゴリード画像.jpg Photo Story 2016年2月19日 「変身って気持ちいい」
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  3階分の高さに縦横無尽に張り巡らされたクモの巣状のネット。子どもたちが跳びはねたり、よじ登ったりしている。東京都足立区の公共施設「ギャラクシティ」内にある日本最大級のネット遊具だ。
  もとは天体の模型などが並ぶ展示中心型の「足立区こども科学館」。23区の中でも特に高齢化がすすむ同区が2013年4月、子育て世代を呼び込もうと約21億円かけてリニューアルした。高さ7.5メートルのクライミングウォールや工作・実験を行うワークショップなど参加体験型施設に変身を遂げた。今では以前の4倍近い年間約160万人の来館者があり、区外からも訪れる。入館料は無料。
(写真・文 遠藤啓生)
2016年2月19日 朝日新聞夕刊 1ページ 東京本社
Nマークリード画像.jpg 後藤ゼミナール 2008年度 No.8 「変身と演出の写真術 ―ロケーション化する東京―」
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  水の流れる階段を背にポーズを決めるバニーガールの女装コスプレイヤーは、秋穂リシア氏。「レイヤーズ★パラダイス」という東京ドームシティー(TDC)で開催されたコスプレイベントの1コマである。2007年には、ここで16回ものコスプレイベントが行われた。
  あちこちに2-5人程度の「身内」と呼ばれる小集団が形成され、本格的な一眼レフカメラやレフ板(反射板)などを使って撮影会を開いている。モデルとカメラマンが相互に入れ替わり、見る-見られる/撮る-撮られる関係性が集団内で完結するのが特徴だ。
  コスプレの醍醐味は、素の自分を変身させ、いかようにも演出できること。それを写真に収め、加工して名刺を作り交換し合ったり、SNS上で公開したりしている。
  変身と演出には「絵になる背景」が不可欠で、TDCは絶好のロケーションとなる。2008年に全国各地で開催されたコスプレイベント1691回中、東京開催が585回を数え、34.6%も占める(コスプレサイト「CURE」のイベント情報によって集計)理由が、ここにある。
写真撮影者:日本大学3年 小池 裕太
2008年6月29日(金)15時42分
東京ドームシティー(文京区後楽1丁目)にて撮影

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