13.情報化社会 ―オフラインの情報ハイウェー―
物より情報の生産の方にウェイトが移ったとして、「情報化社会」が喧伝されるようになってからすでに久しい。しかし今や、世の中は「マルチメディアの時代」に突入しつつある、と言う。アメリカのクリントン政権が掲げる「情報ハイウェー構想」も強力に推進されようとしている。近未来にはきっと、文字ばかりか映像や音声による情報までもが、コンピュータ・ネットワークにのって(オンラインで)大量かつ縦横無尽に、しかも誰もが気軽にやり取りできる「情報社会」(化はつかない)が訪れるのであろう。
写真は、大切な書類をより早く確実に配送するバイク便である。交通渋滞を後目に高速道路をすいすいと走って情報を送り届ける様は、オフラインの情報ハイウェーと呼ぶにふさわしい。情報‘化’社会の「今」を、実によく象徴していると言えるだろう。
写真は、大切な書類をより早く確実に配送するバイク便である。交通渋滞を後目に高速道路をすいすいと走って情報を送り届ける様は、オフラインの情報ハイウェーと呼ぶにふさわしい。情報‘化’社会の「今」を、実によく象徴していると言えるだろう。
写真原作者:日本大学2年 高橋知子