5.無人コンビニ出現 ―合理化の最終段階?―
ガラス張りのケースに囲まれた殺風景な店内は、墨田区錦糸町にある「ロボショップスーパー24」。今年4月に開店した無人コ ンビニなのだ。ここでは機械に商品番号を入力して代金を支払うと、「ロボット」が商品を集めて取り出し口まで運ぶという仕組みになっている。無人コンビニは、昨年9月に千代田区麹町に初お目見えしたばかり。
96年末時点で東京都内のコンビニの数は6072店舗で、1平方キロメートル辺り4.4店という超過密状態にある(「コンビニ密度」は、第2位が大阪府の3.7、3位が神奈川県の2.4)。1店舗当たりの人口が急減し競争が激化する中、無人コンビニは目新しくゲーム感覚にもマッチした最新型コンビニだ。店員の深夜労働もなく(人件費の削減)、経営効率も高まる。
しかしこの無人コンビニ、人の気配りや状況に合わせた対応の重要性を、図らずも私たちに教えてくれる。人間は、機械よりも優れた能力をたくさん持ち合わせているのです。
96年末時点で東京都内のコンビニの数は6072店舗で、1平方キロメートル辺り4.4店という超過密状態にある(「コンビニ密度」は、第2位が大阪府の3.7、3位が神奈川県の2.4)。1店舗当たりの人口が急減し競争が激化する中、無人コンビニは目新しくゲーム感覚にもマッチした最新型コンビニだ。店員の深夜労働もなく(人件費の削減)、経営効率も高まる。
しかしこの無人コンビニ、人の気配りや状況に合わせた対応の重要性を、図らずも私たちに教えてくれる。人間は、機械よりも優れた能力をたくさん持ち合わせているのです。
写真原作者:日本大学2年 安藤雅実