6.異分野間のクロスオーバー ―アートを集める廃校―
学校の机や椅子が並べられ、若者が展示物を手に取り眺めている。2005年に統廃合となった千代田区練成中学校を2010年に改修した「3331 Arts Chiyoda」である。写真のメイン会場の他、約30のギャラリーやオフィスを含めた複合施設として生まれ変わった。
9月26日(日)、10月11日(月・祝)のゼミ調査によると、アンケートに答えた77人のほとんどが現代アートに関心をもっており、28人がデザイナーやカメラマン、イラストレーター、美大生などのクリエイターであった。また、他のアーティストと直に交流できることや異分野に触れることでインスピレーションが得られる、といった指摘もあった。
廃校をアートスペースとして活用することで、従来の美術館とは異なる開かれた施設となり、そこにいる者同士の交流を育む。出展者や客を問わず異なるジャンルのクリエイターが集い、交錯することで、互いに創発性を高め合うことができる。Artではなく、集うことで意味を成す“Arts”として廃校が生まれ変わったのである。
9月26日(日)、10月11日(月・祝)のゼミ調査によると、アンケートに答えた77人のほとんどが現代アートに関心をもっており、28人がデザイナーやカメラマン、イラストレーター、美大生などのクリエイターであった。また、他のアーティストと直に交流できることや異分野に触れることでインスピレーションが得られる、といった指摘もあった。
廃校をアートスペースとして活用することで、従来の美術館とは異なる開かれた施設となり、そこにいる者同士の交流を育む。出展者や客を問わず異なるジャンルのクリエイターが集い、交錯することで、互いに創発性を高め合うことができる。Artではなく、集うことで意味を成す“Arts”として廃校が生まれ変わったのである。
写真撮影者:日本大学4年 樋口和広
2010年7月31日(土)15時06分
3331 Arts Chiyoda(千代田区外神田6丁目)にて撮影
2010年7月31日(土)15時06分
3331 Arts Chiyoda(千代田区外神田6丁目)にて撮影
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