12月7日 ゼミ前半

今日はゼミ生みんなにとって考えさせられる日となりました。

一昨日の午前中に後藤先生から重大な発表を行うと聞かされ、教室はどことなく緊張感が走っていました。
今回は3年ゼミ生の小林君が出欠状況を黒板に書いてくれ、本日のゼミが開幕しました。
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ゼミ開始直前の風景

まずはソシオフェスタの総括から。
今年度の来場者数は6日間で814人と、前年の926人に比べ100人ほど減少してしまいました。
とは言うものの、アンケートでは全体的に評価が高く、キャプション作品の写真も画質がきれいでインパクトがあり、
文章も内容の詰まった面白いものが多かったと言って頂けました。
映像祭においても演習生のディレクター挨拶はどれも絶賛で、
マーマレード作品においても中心人物の金野とよ子さんから激励と感謝の声を頂き、
頑張った甲斐があったなと一人一人実感したと思います。

が、その反面もっとああしたら、こうしたらいいのにという厳しい意見もございました。
8ミリフィルムにおいては酷評が目立ったことや、
司会者が進行中にたくさん噛んでしまい、リハーサルの足りなさが顕著に出てしまったこと等など。
先生からも、声かけの際にキャンパス内だけでなくもっと日大通りや駅前での広告、宣伝を活発に行うべきだったし、
身内だけでなくもっと外部の人に発信するべきであったという声も頂きました。

良かった点も悪かった点も沢山ありましたが、
これを踏まえて来年のソシオフェスタではもっともっと良い結果を出していって欲しいと思います!

そして次はゼミ全体の在り方について。
最近のことと照らし合わせて浮かび上がった問題、それはキャプションのボードの右上角が全部すり減っていたこと。
今まで汗水垂らしながら調査を行い、
せめぎ合いと紡ぎ合いを重ねて作り上げた自分達の作品をこんな乱雑に扱ってしまうなんて、どうかしてる。
君たちには作品に対する愛が無いんだよ、と先生からお叱りの声を頂きました。
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ボードの角がすり減った様子

このことは今のゼミの在り方を象徴している。
何をやっても中途半端で、率先垂範の様なリーダー的人物が一人もいない。
情報と意思の共有度も例年に比べて圧倒的に低い。
このままではゼミとしてやってくことは難しい。
そこで先生は私たちにいくつかのミッションを与えました。
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ゼミ生に提示した4つの課題

この課題をしっかりとこなした者だけ、ゼミを続けられる。
先生はおっしゃいました。やる気のないものは去れ、と。
こんな所で中途半端に投げ捨てる人なんてこのゼミには一人もいません。
最後の節目、全員でやり切ろう
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これからの意気込みを再確認する4年生
文責:河合正悟(2016年度4年ゼミ生)

歩み