5月14日(前半)データ収集・分析課題実習 発表!

今日はデータ収集・分析課題実習の発表の日。
街中を歩いてユニバーサルなデザインを5点以上発見して
写真に収め、その特徴などを整理して発表するという課題。

キャプション作成とはまた違った課題に其々の班が
取り組んで、班事によるプレゼンテーションが始まった。
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→パワーポイントを使うためかいつもとは違う雰囲気の教室

「ユニバーサルなデザインって何だ?」
そんな根本的な疑問を抱えながら街中を歩き、
自分達なりに写真を撮って、調べまとめてきた。
そんな疑問に出した答えを班ごとの発表、
プレゼン10分、質疑応答10分の計20分でそれぞれ行った。
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→1班はプリントによる発表。レジュメを配る4年渡辺さん

1班の発表の中浮かび上がってきたものは、
「バリアフリー=ユニバーサルデザイン」ではないと言う事。
誰もが使えるデザインに、バリアフリーも必要であるかもしれないが
バリアフリー自体がまた、他の人にとっての『バリア』に
なる可能性もある事が質疑応答の中浮かび上がってきた。
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→パワーポイントによる2班の発表。
 写真は東京ミッドタウン内のトイレの様子。

2班ではロン・メイスによるユニバーサルデザインの7原則
に基づき、都内のユニバーサルデザインと思われる写真を
分かりやすく説明していった。
その中で写真で取り上げられた新宿駅構内や、
東京ミッドタウンなど人が多く集まる場所で見られることが分かった。
その一方で街全体を通した、「街づくり」としての
ユニバーサルデザインはまだ少数である事も2班は告げ、
未だ「点」での整備に留まっていると結論づけた。
→3班の発表。教鞭を手に説明をする4年生吉田君。

続いて3班の発表。
丸の内を歩き回って撮って来た写真個々をピックアップし、
なぜそれをユニバーサルデザインと捉えたか説明していく。
ここで徐々にだが其々の班が考える、
『ユニバーサルデザインの定義』に若干の違いがある事が見えてきた。
本来なら2班が言及したロン・メイスの7原則の様に、
定義自体は決められているのだが…。

新たに浮かんできた疑問を残しながら、
前半戦は終了していく。

<オマケ>
→1班が使った写真をまとめたプリント。
 今回の発表は5班中4班がパワーポイントを使ったが、
 先生はそこでパワーポイントの利点と、プリントによる利点、
 それぞれの良さについて述べた。
 確かにじっくりと写真を見比べてみるのなら、
 手元で見られるプリントの方が良い。
文責:富田竜至(2007年度4年ゼミ生)

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