ゼミ合宿(日大文理学部山中湖セミナーハウス、3泊4日):3日目

昨日の洪水がうって変わって超快晴。
光線にも似た直射日光がゼミ生達の眠りを激しく揺さぶる。
きっとウルトラマンのそれのように。
 
午前は、外に向けて情報を発信する為の今年創設された4つの部会会議。

『渉外活動部会』『広告・宣伝部会』『展示会場のデザインと運営部会』『ポスター・フライヤーのデザインと制作部会』

に分かれての今後の活動計画を立てていった。

何せ始めての事なんで、何をどうすりゃいいのかワッカリマセン。
 
でも、新プロジェクトは着実に進んでいる。
学生のうちから色々と社会勉強が出来る。
不安と期待が見事にブレンドされたこの感情を糧にゼミ、生達は大きくなる。

暖かい目で見守って欲しい。
挫けた時、挫けそうな時には手を貸して欲しい。
出世払いで何倍にもして恩をお返しします。
  
2種類の肉の弁当を食べ終えた皆さんお待ちかね。

イベントを開始するゾーーーーーーッ!!
 
今年は「宝探し&クイズ」ゲームだ。

敷地内に隠された宝(=うまい棒)を捕獲せよ。
そこに書かれた番号の問題をお渡ししますんで、力の限り解きやがれ!
 
このゲームの肝は、ただ多く宝を見つけただけでは優勝できないという事。
クイズに正解すれば+30点だけど、もし間違えたら?10点となっております☆
極端に言うと、多く宝を獲っても、クイズを多く間違えた班はお楽しみ、罰ゲームへの切符が手に入ります♪

 
このイベントの為に、イベント班は結構な精力を尽くして参りました(*6)。
クイズの質もピンからキリまで。
お子ちゃまでも解けるものから、どこかネジが外れてないと分からない様なものを取り揃えております。

宝探しの制限時間は20分、クイズは5分です。

ではでは、この身もうだる炎天下の中、日焼けと蜂と人間心理を巧みについた巧妙な罠に気を付けて・・・


ヨーイ・スタートッ!!



(議論の時より)必死に宝を探すゼミ生達(平均年齢20前後)。そして、我らが後藤教授(40飛んで数歳)。
2日間缶詰状態で鈍った身体に鞭打って、うまい棒を上から下から外を中を探しまくる
 
その原動力はなんなのか?
意地か? 探究心か?
はたまた罰ゲームは是非とも避けたいと願う保身か?

うまい棒を見つけた人は、あたかもそれが本当の宝物の様に瞳を輝かせていた。
 
 
先生、そんな所に宝はありませんから!
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↑ イベント班は宝探しを見守ります。
  え?どこに隠したかって??教えないよーん♪


 
宝を見つけられなかった者への制裁は各班に任せるとして、クイズを出題。


イベント班が苦労して考えたクイズを前にあちこちから悲鳴が上がる。
密かにほくそ笑むイベント班。
ヒントを何としてでももらおうと色目を使い始める某ゼミ生。
猫撫で声も囁かれていたとか。
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↑公務員試験から取ったものもあり難問ぞろい・・・
 わかんないよー!!


全員汗をかいたところで終了。お疲れ様でした。結果は打ち上げの時に。フフフ・・・♪
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↑自由時間に繰り広げられた腹筋王者決定戦
 教授(奥)が奮闘中。スピードが落ちてきたか!?



打ち上げ。
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この3日間の労を労い、盛大に乾杯!
でも、皆実は内心ドキドキしている。
 
「罰ゲームだけは嫌だ」

この想いに尽きる。



そして結果発表へ。


罰ゲームのチームは・・・・・そこだっ!?

死刑判決を受けたかのように脱力する罰ゲーム班。
その周りでは安堵の雰囲気に包まれたゼミ生達の姿。

イベント班が用意したのは特製の杏仁豆腐。

身悶えする者、ままよ!と一気食いする勇敢な者、リバースする者・・・。
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↑緑のとか、黒いのとか・・・うわぁぁぁ



もう一つの罰ゲームは、優勝したチームが考えるという形をとった。


まさかあんな事になろうとは誰が想像しただろう?
高みを目指そうと築いた人工の塔。
幾年もの間共通してきた、愛を伝える行為。
その場にいた者の思い出のページに刻まれた戦慄の記憶。


こうして夜の色は濃くなっていく・・・。
皆のテンションは高まっていく・・・。
 
もう何者も止められない。止まらない。


そうさ僕らは後藤ゼミ生。



*6 今回のイベント事で多大なる才能を発揮してくれた塚田氏。彼女の知らなかった一面を知った時、敵にするのはやめようと思った。
文責:原田健一(2005年度4ゼミ生)

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