6月16日 ゼミ前半

今週のゼミはフィールドワークや休刊が続いて3週間ぶりの日経からスタートしました。 司会は高島君でまず最初に12面のサーベイの労働時間を巡る制度改革 「ホワイトカラー・エグゼンプション」について話し合いました。
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司会進行を務める高嶋君 ホワイトカラー・エグゼンプションとは生み出した成果によって 報酬が決まる働き方の事です。 この記事について「日本人は働きすぎだとは思わない、 積極的に日本人は働いていないから仕事が増える」という意見や、 「仕事において無駄な時間が多く効率が悪いので 短い時間で効率よく重度の仕事がこなせるように改善すべき」という意見、 そして「上司の目を気にして仕事がないのに帰りずらいという認識はおかしい、 これは日本の文化の問題ではないか」という意見が出されました。 日本人の労働生産性が低い事は世界的評価であり、生活費の一定の割合を残業代で稼ぐ人もいます。 ホワイトカラー・エグゼンプションの年収1000万以上の人が対象ですが これはスタート段階であり今後拡大していく可能性が高いです。 これまでも働いているのにもっと働かなくてはいけません。 生産性は低いのに働く時間が長いという現状をどのように打開するかを 今一度考える必要があります。 年功序列ではなくなり競争社会への転換の岐路に立たされている事を再認識しました。 次に11面の経営の視点のYKKが東京から黒部へ本社機能の一部を移すという記事です。 高速道路ができる事や少子高齢化により地元での就職を考える学生も増える中 逆ストロー化のプラス効果を期待します。 しかし後藤ゼミでは地方での就職を考えている人はいませんでした。 理由としては生活基盤が整っていなく、利便性が悪いという事があげられました。 そして本題に入ります。 最初に新規追加のワールドカップの概要についての加邊さんからの説明です。
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ワールドカップの概要を説明をする加邊さん これに対して後藤先生は日本対コートジボアールの試合が 異例の現地時間深夜22時に開始したのかという質問を私たちに投げかけました。 日本で放送された時間は午前10時でありもう少し早かったとしたら、 多くの人がパブリックビューイングもしくは、渋谷・新宿まで行って試合を応援していないでしょう。 これは日本の放送権を権利を得たテレビ局が意図的に合わせたのではないかという事が推測されました。 ワールドカップの経済的効果の高さが伺えます。 「すべての決め事には裏があり、そのメカニズムを解明することに社会学の意味があり、 面白い研究ができる」と説いてくださいました。 次に佐野さんの団地図艦です。 団地の定義を再確認して、団地と鉄道がどのように密接に関わっているかを認識しました。 そして団地を探す方法として地図や電話帳や都市経路の年表や開発業者のアプローチや 文献などたくさんの方法が議論で挙がりました!
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各々のプレゼンをするゼミ生
新多真由子(2014年度3年ゼミ生)

歩み