2010年7月9日 東京探検団「三鷹の森ジブリ美術館」

残念ながら天気は雨。しかし今日の探検は室内なので大丈夫でしょう。
ということで、東京探検団第4弾は「三鷹の森ジブリ美術館」に行ってきました!

参加者は
4年:春日・吉田・嶋・小田桐・渋川・日野・杉山・池田・斉藤・小池・山崎(杏)
3年:今宮・松本・深瀬・泉山・上村・峰政・糸井・金子・鈴木・米田・北村・坂本の総勢23名。

「日時指定」且つ「ローソンのみでの販売」という限定されたチケット購入方法にも関わらず、一日平均2400人、年間60万人もの人が訪れる美術館。なぜこんなにも人気なのか、その秘密を探るべく、この企画が立てられました。
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企画者の山崎さんのお父さん(ジブリ美術館勤務)

ジブリ作品は下から上に移動する作品が多いということ、美術館の中の構造も地下1階から2階まであり、いろいろな工夫がされているため、中に入ってそれぞれがこの空間をいろいろと感じてほしいとのことでした。豆知識も得たところでいざ中へ。

館内は撮影禁止となっていて、中の様子を撮影することはできなかったので、ここからは文章のみで感想を…

最初に驚いたのは、チケットが実際の映画で使用されたフィルムでできているということです。もののけ姫や崖の上のポニョなどの受け取った人はそれぞれがどの映画のフィルムか当てあいなどもしていました。

映像展示室「土星座」では、一回約15分のここでしか見ることのできないというオリジナルの短編映画が上映され、定員100名の席は満席状態でした。また、バリアフリーにも対応していて、日本語字幕や音声補助のイヤホンも貸出をしているということでした。誰にでもジブリの世界を楽しんでもらえるように細かい配慮がなされているんですね。

地下から1階へ上がると、ジブリ映画の制作過程が担当ごとにわかれていました。美術や編集、それぞれの仕事が具体的にどのようことをしているのかがわかるように、現場をそのまま再現したような展示方法で「触れてはいけません。」という表示がないのが特徴的でした。顔を近づけて覗き込んだり、展示物を触っている人も何人も見られました。

カフェやショップも一通り見終わり、思ったことは外国人のお客さんが多いということでした。特にショップは外国人のお客さんが多く、英語や中国語、その他の言語がさかんに飛び交っていたように感じました。そのせいか、館内の案内版にも何カ国か分の外国語の表示がなされ、レジでの店員さんも身振り手振りでレジ対応していたりしている場面を多く見かけました。
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最後に唯一写真撮影が可能な屋上庭園からパチリ。
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庭園の守り神とされてる、ラピュタでご存じのロボット。
人気の撮影スポットで多くの人が順番待ちしていました。天気がよければもっと綺麗に撮れたのに…。

ジブリ美術館は美術館自体が一つの作品のようになっている素敵な場所でした。
一旦集まって、解散。

個人的な感想になりますが、一日平均2400人もの人が来場するのは、誰にでもわかりやすく見れるような配慮と次々と新しい作品を生み出すジブリスタジオに魅力を感じて、ジブリの世界に浸りたいというファンが多くいるからではないでしょうか。

ミニシアターは入れ替えも行っているみたいなので、興味がある人は一度行ってみる価値ありです。私もまた行きたいと思いました。
(文責:小田桐晃子4年ゼミ生)

歩み