4月27日 ゼミ前半

今年度3回目の今回は、ゼミ内の東京探検団「メインプロジェクト過去作品の“現場”をめぐる小さな旅」です。
午後1時半、京王線新宿駅「京王西口」(京王デパート側)改札前に全員集合しました。
この日は、後藤先生は「Ray-Ban」のサングラスを着用して登場しました。
フィールドワークにおいてサングラスは、観察する際に視線を周りに感じ取られるのを防ぐ効果があり、必須アイテムだそうです。
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後藤先生とサングラス

まずはじめは、2015年度の作品「団子と牛歩と歩きスマホ」の現場である新宿駅京王線連絡通路を改札の外から覗き見ました。
昨年度の作品なので4年生にはなじみのある作品ですが、分からない3年生のために
このキャプションのメンバーだった4年森崎君が素晴らしい説明をしてくれました!

次に、集合場所のすぐ近くにある1998年度「『公共性』と『私性』の折り合い」の現場である、京王線新宿駅中央改札付近に行きましたが、
作品のような公衆電話がずらりと並ぶ光景はそこにはなく、2台のみが静かに佇んでいました。

その後も過去作品の舞台となった場所をいくつか巡り、最近できたばかりの「バスタ新宿」へ。
平日の昼間ということで、人もバスもあまり多くはありませんでしたが、きれいで広くて圧巻でした。
私自身、新宿のバス停は不便に感じていたので、1カ所に集約した「バスタ新宿」は画期的だと思います。
おそらく、これを今年度のキャプション用の写真として選ぶ人もいるのでは。
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バスタ新宿

次は花園神社。そして2004年度「新宿黄金街」の舞台、ゴールデン街へ。
思っていた以上に小さな建物が密集したこの飲み屋街は、異空間に来たような不思議な感覚でした。
その狭い路地を、後藤ゼミの大群が昼にぞろぞろと歩いている様子は、もっと不思議な光景でした。
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花園神社

そして、ラブホや風俗が多くあるエリアへ。
この辺りには花屋が何件もあるが、普通の花屋とは少し様子が違います。
ホストやキャバ嬢へのプレゼントとして客が利用するための店のようです。
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歌舞伎町のお花屋さん

その後は歌舞伎町での30分間の自由時間をとり、いよいよ大久保方面へ向かいました。
道には韓流アイドルらしき人たちが、ビラを配ったりしていました。近くにはファンらしき人も。
新大久保にあるドン・キホーテは看板がハングルに。ただ店内は対して他と変わらないように感じました。
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ドン・キホーテのハングルの看板
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韓流アイドル

なんだかんだでたくさん歩いたので疲れましたが、普段は何気なく歩いている新宿も、意識して観察し
考えを巡らせながら歩くことで、いつもとは違う見え方・発見があり、貴重な体験でした。

歩み