2011年6月22日 第二回卒論中間発表

後半は今日のメインである第二回卒論中間発表!
前回の発表を受けて11人の4年生は一体どんな発表をしてくれるのでしょうか。
blog_20110622_2_01.jpg
まず最初は岡野君
彼のテーマは「個人の地域社会への帰属意識の発生と集団への影響」
地域への帰属意識に対する要因は何かという内容でした。
blog_20110622_2_02.jpg
次は川添君
「都市の再開発による都市文化への影響」というテーマで、秋葉原の例を出して都市文化について語ってくれました。
blog_20110622_2_03.jpg
次は市川君
自分の実体験から、「鉄道における通勤・通学客の動向?うまい鉄道の乗り方?」というテーマで発表してくれました。長距離通勤・通学をいかに有効に使うかを調査する興味深い内容でした。
blog_20110622_2_04.jpg
次は新井さん
新井さんだけでなく、私たちにとっても身近な京王線を取り上げた「京王線調布駅付近立体交差事業と街づくり」というものでした。
blog_20110622_2_05.jpg
次は司茂君
『歌われる「東京」?歌としての「東京」に潜む社会性?』というもので、具体的には「東京」という言葉が題名に入ってる曲、歌詞に注目するということです。後藤先生も、学生が取り組むべき面白いテーマだとおっしゃっていました。
blog_20110622_2_06.jpg
次は米田さん
「メディアミックス作品が流行する理由とは」を探るテーマで、“メディアミックス”を巡る議論がなされました。先生曰く、1970年代に角川春樹が仕掛けたことで流れが形成されたそうです。
blog_20110622_2_07.jpg
次は岩瀬君
多くの人々が知っているであろう文化人に注目したもので、「世界が受け入れる村上春樹の魅力」というテーマで発表してくれました。なぜ村上春樹なのか、ここで言う“世界”とは何かといった問題が課題に挙げられました。
blog_20110622_2_08.jpg
次は上村君
演習生の時に行ったドキュメンタリー制作の作品の一つ、「個性を発信!読者モデル-主役は街の若者たち-」のディレクターだった上村君。そこからの疑問を題材にした「集団形成におけるファッションの役割」を発表してくれました。
blog_20110622_2_09.jpg
次は深瀬君
塾講師のアルバイトの経験から「学校教育機関における問題点?テスト教育と自我の消滅?」という内容で発表してくれました。偏差値などの数字で判断されることに疑問を感じつつも、現代の日本が直面している現実に葛藤する。深瀬君の熱いプレゼンが印象的でした。
blog_20110622_2_10.jpg
次は泉山君
「自由とは何か」という深いテーマで、“自由になりたい”とは何にもしがらみがないことが自由なの? 私自身色々と考えさせられる内容だったと思います。
blog_20110622_2_11.jpg
最後は私橋場祐二。
長年サッカーを続けてきたので「日本におけるサッカーと野球の人気度の違い」というテーマで発表をしました。昨年のW杯を契機に、サッカーがあれほど盛り上がる要因を追求したい思いからこのテーマに至りました。

全ての発表が終わり議論に移りましたが、先生からは“こんな内容では卒論にならない。このテーマを取り上げる意義は”などの厳しいお言葉を沢山もらいました。
2週間の時間があり、当然前回の発表者と同水準の評価にならないのは承知していましたが、私を含め全体的に出来がよくありませんでした。
ボツになったもの、卒論をやらない人もいますが、今年から卒論にも力を入れていくことになったので、多くの4年生が卒論に挑戦する表明をしました。あとは与えられた課題を前期の授業までにクリアするという条件のもと、各自調査研究を進めるという結論で今日のゼミは終了。

最後に、卒論は大変な作業です。
でも、大学生なら卒論はやるべきだと考えています。現段階では私のテーマはボツ候補だけど、最後まで諦めず、卒論に対し真剣に向き合っていきたいと思っています。
文責:橋場祐二(2011年度4年ゼミ生)

歩み