12月15日 ゼミ前半

きょうのゼミは、後藤ゼミにとって「かなめ」ともいえる日。
年内最後のゼミであり、次期(来年度)ゼミ長・副ゼミ長の総選挙を迎えた日でもあるのです。

当初は卒業論文の発表→ゼミ長・副ゼミ長の選挙という流れを組んでいましたが、
出席している人数の都合上、さっそく「総選挙」からのスタートに変更となりました。



ゼミ全体のようす

選挙に入る前に、まずはやりたい学生の立候補、あるいはやってもらいたい学生の推薦となり、それぞれ名乗りをあげてもらうことに。

はじめに手を挙げたのは、ありなさん。
ゼミ長をやりたい!という強い意志をもって、立候補のことばを述べていました。

つづいては、わたくし佐野です。
ありなさんからの紹介をもらえ、副ゼミ長に立候補しました。

さらに、副ゼミ長の推薦に名のあがった遠藤くん、佐藤くんには、
もし役職を引き受けることになったとしてもよいか、その意思を語ってもらいます。

以上の“意思表明”から、いよいよゼミ長および副ゼミ長の総選挙に突入!



投票用紙と向き合うゼミ生

4年生はそれぞれ1票、3年生はそれぞれ2票投じることに加えて、そのゼミ生に投票した理由を添えることにもなりました。
持っている票のうち、同一の人や自分自身の名まえを書いてもオーケーです。



前かがみになって筆を進める3年生……みんなとっても真剣です。



一票ずつ回収にまわる後藤先生

みんなが書きおえたところで、お待ちかねの結果発表です!



結果発表をする後藤先生

次期ゼミ長、副ゼミ長は……

ゼミ長 :ありな
副ゼミ長:佐藤、佐野

に決まりました!

ほかにも多くの3年生の名まえが挙げられましたが、票数によりこの3名に決定しました。
投票したゼミ生それぞれの理由(長所)は、

ありな:ゼミのことを考えてくれている、自分の意思をはっきり言える、仕事にとても熱心、向上心がある、ゼミのみんなを観察できる、いきおいがある
佐藤 :意見をまとめることができる、論理的である、責任感がある、しっかりしている
佐野 :ゼミの雰囲気を盛り上げる、協調性がある、演習生と仲が良い、熱い気持ちがある
(どうもありがとうございます)

といったことからでした。こうしてみると3人が3人、個性も色とりどりですね!
新ゼミ長、副ゼミ長(いずれも来年度より)には、年明け最初のゼミ(全体としては最後の日ですが…泣)で抱負を語ってもらいます。

つづいては、4年生の卒論計画発表に。
卒業論文にあたっての筋立てや調査方法などを、1人ずつ発表していただきます。

まずは、せたまち(サブプロジェクトとして、世田谷まちづくりプレゼン大会に携わったグループ)メンバー4年生からの報告です。



1人ひとり発表を重ねていく4年生。
真ん中左から、吉崎さん、吉原くん、廣田さん、茂原くん(以上4人はせたまちメンバー)、白根さん。左手前は司会の3年佐藤くん

発表されたテーマは以下のとおりです。

吉崎さん:『雑居祭りにみる世田谷の市民団体の実態』
吉原くん:『市民団体の社会学―世田谷区からみる市民団体の現状と今後の展望―』
廣田さん:『世田谷区 市民・住民団体による地域活性化』
茂原くん:(世田谷区の市民・住民団体の公共財化による地域活性化について)
<以上、せたまちグループ>
白根さん:『商店街、地域活性化戦略―下高井戸商店街をモデルに―』

ゼミ生からは、さまざまな質問や意見も飛び交い、熱を帯びた議論となっていきました。

ひととおり発表をおえたのち、後藤先生からのおことばが。
定めたテーマに対して、明確な理屈づけと問題意識の観点が重要であるというアドバイスでした。

4年生のみなさん、もうすぐご卒業で本当にさみしいですが……論文がんばってくださいね!


むすびに余談ですが、この記事を書いたわたし自身、
副ゼミ長を務めさせてもらえることになりました。うれしさと感動の気持ちでいっぱいです。

後藤ゼミに対する想いは山ほどありますが、この場をお借りして、すこしだけ伝えさせてください。
“次世代”の後藤ゼミを、明るくホットに盛り上げていけたらと思っています!!



よろしくお願いしまーす!

後半へつづく。

文責:佐野風花(2014年度3年ゼミ生)

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