12月14日ゼミナール(後半) ソシオ・フェスタ’11打ち上げ

12月14日のゼミ、後半です。

引続き、卒論最終中間発表です。
blog_20111214_2_1.png
発表をする北村さん

北村さんは、17枚にわたるレジュメをゼミ生に配り、説明していました。今年度関東で開催された162公演のクラシックコンサートに関する調査や、社会階層とクラシック音楽を鑑賞する人の関連、また楽器を演奏する人へのインタビュー調査などについても詳しく発表されました。
blog_20111214_2_2.png
日本アマチュア演奏家協会(APA)について質問する坂本さん

後藤先生からは、よく調べてあり完成度が高いとのコメントがありました。言葉の使い方、論文の構成についていくつか指摘がありました。

今年度の卒論執筆者は4名。これから、卒論提出までの1ヶ月弱の期間でまだまだ大きく化ける可能性を持っているみたいです。4名の4年生、ソシオフェスタが終わったばかりですが頑張って下さい。
生涯で4万字もの文章を苦しみながらも書き上げる経験は、とても貴重な経験という先生の言葉をゼミ生ひとりひとりはどう考えたでしょうか。来年は3年生の半分、入ゼミ生は全員が卒論執筆に取り組みます。

続いて、ソシオフェスタの総括にうつります。
今年のソシオフェスタは、成功に終わりました。その成功の要因と、来年度の成功のために意見を言い合います。そして、報告書にまとめて、成果と課題を学科に提出します。
blog_20111214_2_3.png
黒板に要因をまとめる先生

まず12月という時期について、寒い、就職活動、卒論、師走、ということもあってやはり11月の方が良いのではないかとまとまりました。

「日曜日に開催したい」と深瀬くん。
「高校生への宣伝を積極的にしたい」と矢野さん、糸井さん。
「ソシオフェスタの存在を授業などでゼミ生自ら宣伝にいきたい」と初谷くん。
「ゼミで目標を決めて共有したい」と上村くん。

様々な意見が飛び交いました。まとめると、
・目的合理性(ゼミ内でソシオフェスタ成功のシュミレーションを共有すること)
・接点や関係を作る(下高井戸の人や、友人、家族に働きかけること)
・広報宣伝の媒体(ポスターなど)

そもそもソシオフェスタは後藤ゼミがやり出したことなので、他のゼミよりも責任は重く、どんどんひっぱていく立ち位置にいるということを再確認しました。1人10人、40人のゼミ生が友人を連れてくれば、それだけで400人の来場者を得ることができます。来年度は、もう少し工夫を凝らして、日大以外の人に作品を見てもらいたいですね。

また、今のゼミに最大に欠けていることは、現状から最終地点までを把握してそれをつなげていく多元的なリーダーが少ないということ。
ゼミ生の多くがフォロワーにまわってしまっているということ。この話に納得した人も多いと思います。ひとりひとりが当事者意識を持ち、誰かがやってくれるからではなく、自分がやっていることと考えて、後藤ゼミの持ち味である主体性を忘れないようにしたいですね。

続いてアンケート結果の発表がありました。
blog_20111214_2_4.png
人気作品について発表する岡野くん

そして、本日はゼミ後に下高井戸の「ちえ」にて打ち上げを行いました。
blog_20111214_2_5.png
幹事として乾杯の音頭をとる安西くん

今日の打ち上げでは個人個人でゼミに対する思いを述べ合い、笑いあり涙ありの楽しい時間を過ごすことができたと思います!
皆さん色々なことを考え、また頑張ろうと思えるような1日になったのではないかと思います。
blog_20111214_2_6.png
先生と4年生のみんな

今年のゼミはおしまいです。
みなさん、一年間ありがとうございました、そしてお疲れさまでした!
文責:礒本沙織(2011年度4年ゼミ生)

歩み