東京探検団 山王祭

東京探検団第2号を行いました。
今回の探検では千代田区永田町の日枝神社で行われる山王祭というお祭りに行ってきました。

山王祭は江戸三大祭と日本三大祭に数えらています。歴史あるこのお祭りと現代の東京人との関わりや、東京人にとってこのお祭りがどんな意味をもつのかを明らかにするといった事が今回の調査の趣旨でした。

参加者は後藤先生、4年生:遠藤・馬場・ヨハン、3年生:岡野・岡安・恩田・佐藤・花本・藤田です。

調査の流れは、まず3人1組の班を作り、山王御祓並鎮火祭(大祓で罪穢の御祓と茅の輪くぐり)に参加し、祭りに訪れた人たちへのインタビュー調査、その後集合してそれぞれの班の調査結果を報告し、議論するといったものでした。
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赤坂駅から徒歩で7分の場所にある日枝神社、立地の関係から周囲を高層ビル囲まれています。
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日枝神社の拝殿です。
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無病息災を祈願する茅の輪くぐりの様子です。参拝者は列をなして境内を練り歩きます。
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祭りの雰囲気を楽しみつつも、各自インタビューを開始しました。

インタビューを終え一時集合して、それぞれの調査から得られた情報を出し合い議論しました。
この祭りにはどんな人が来ているのか、この祭に東京性を見出せるところはどこかなどです。

インタビュー調査から、この祭りに来ている人の多くが山王祭がどのような祭りなのかを知っていなかったことがわかりました。
その理由としては、日枝神社が都心にあり、駅からも近くて訪れやすい場所にあるため、なんとなく立ち寄ってみたという人が多いからではないかと思われます。
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東京性が現れていたと思われるのは、神社の階段にエスカレーターが備え付けられていたところです。

この神社の周りはビルが多くオフィス街です。そのためヒールを履いた人が来る可能性もあり、長い階段を上るのは大変です。その他にも様々な理由が考えられますが、神社の階段にエスカレーターがあるというのは他の地域では考えられない、東京ならではのアイディアではないでしょうか。
文責:岡安真司(2015年3年ゼミ生)

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