12月11日 ゼミ前半

今週のゼミは4・5限の2コマでゼミが行われました。
今日は4年生による卒業論文のテーマ発表です。
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今日は普段と違い、4年生が前に座って発表が行われます。

向かって左から順番に卒業論文のテーマが発表されました。
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まずは相馬さん。
相馬さんは労働環境の整備が進むとともに、ワーキング・ウーマンの割合が増加している今、
テレビドラマに登場する女性像を分析して今の女性の生き方分析し研究をします。

次に山田さんは本来、歌わないアニメキャラクターがCDを出すのはなぜなのか。
現実のアイドルの歌とバーチャルのアイドルの歌を比較しながら研究します。

3番目に発表した平山さんは、ゼミ生から先日集めた1週間分の食生活調査を
量的・質的に分析して食生活に関する問題を研究します。

益田さんは、女子サッカーから見るジェンダーとスポーツというテーマで、自らが
やっていた女子サッカーを他に比べて注目される特異な例として挙げながら研究をします。
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発表する益田さん。今現在4つ目の文献まで読みすすめているそうです。

続いて棟近さん。棟近さんは2020年のオリンピック開催に向けて都内を中心として
ホテルの数が増えるなか、国内ホテルが外資系ホテルに押されている現状について研究をします。

前半の最後は泉さん。先日、文理学部で行われたソシオ・フェスタの
『写真で語る「東京」の社会学』として取り上げたJR新宿駅西口の発車表の追跡調査
をベースとして、人の流れから見えてくる動きを調査・分析し社会学的に研究をします。
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一通り発表が終わり、

今度はそれを聴いていたゼミ生から発表者それぞれに対し、疑問や感想、
今後卒業論文の執筆を進めるにあたってのアドバイスなどさまざまな
意見交換が行われました。
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質問をする4年玉鉾さん(奥)
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それに回答する発表者の4年棟近さん(中) 最後に先生から卒業論文を執筆するにあたって、研究する対象をどうデータ化し、 どのようにグルーピングすかが重要であるというコメントをいただきました。 また、スポーツのジェンダーの問題における、柔道の初段の帯の色の性別による 違いを例に挙げ、いかに日本でスポーツのジェンダーの問題がどれほど根深く 残っているかを教えていただきました。 ブログは後半に続きます。
文責:谷崎直人(2013年度3年ゼミ生)

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