4月17日 ゼミ前半

先週のガイダンスを終え、いよいよ今日から本格的に2013年度後藤ゼミが始動しました。

配布物:SkyDrive アップの仕方、画像のリサイズの仕方、2013年度 後藤ゼミブログ作成マニュアル、日本大学文理学部社会学科 後藤プレゼミナール 2012年度ドキュメンタリ−「桜上水物語」DVD、構成表
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まずは、「昨日の日経新聞より」。
ゼミ前日の日経新聞朝刊に掲載された記事の中から各学年の担当者が1つを取り上げ、紹介し、コメントするというもの。これによって、政治や経済といった社会の動きを知り、自分なりに考えるようになります。また、他のゼミ生の前で話すことによって、ショートスピーチの練習にもなるのです。2013年度の最初の担当者は、小黒さん(4年)と茂原さん(3年)でした。
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〈都営地下鉄、24時間運行〉の記事についてスピーチする小黒さん。
この記事には、都営地下鉄や路線バスが24時間運行することによって、「世界一ビジネスのしやすい事業環境」が実現されることに加え、防災や環境、文化といった面でも都市機能の向上に貢献するという見方も書かれていました。この内容に対して、小黒さんは、実際は経済面にかなり大きく影響し、労働者がますます苦しめられることになるため、反対であると発言しました。また、議論の時間には、電車の使い方が変わり、治安が悪化することを懸念する意見や物理的にも難しいのではないかという見方もあり、この政策についてみんな否定的でした。後藤先生も、このことによって、深夜が市場化され、夜は寝るという人間らしい生活が送れなくなることはとても問題であるとして、反対であると述べました。
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〈学業専念 就活短く〉の記事についてスピーチする茂原さん。
大学生の就職活動の解禁時期が現行よりも4カ月遅い「4年生の4月から」に繰り下げられることが事実上決まったという内容で、早ければ現在の3年生から適用されるとのこと。まさにその対象である3年生の茂原さんは、学業やゼミが充実するという点で賛成と主張しました。しかし、この記事について議論をしてみると、就活を経験している4年生からの反対意見や、後藤先生と他の3年生からの賛成意見など、さまざまな視点からたくさんの意見が述べられました。
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次に今年の1月のNHK教育テレビ「青春リアル」の「デモで考えたこと(第二弾)」を観ました。なぜこれを観たのかというと、この回で、前年度の後藤ゼミが取り上げられたからです。継続して今年度のゼミでも取り組んでいく題材である上に、これから1年間ともに活動していく先輩方が取材されている映像に、私たち3年生はとても惹きつけられる番組でした。

そして、休憩時間を挿み、後半へ続きます。
文責:加邉裕深(2013年度3年ゼミ生)

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