13.豊洲市場前―東京湾岸エリアの開発動向―

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 東京臨海新交通臨海線(ゆりかもめ)市場前駅構内から北方向を臨む風景。奥の高層ビル群は開発が急ピッチで進む晴海にあり、中央がトリトンスクエア、両側には真新しいタワーマンションが並ぶ。手前の空き地だが、2016年9月現在、市場建設作業員の仮設小屋が建ち、写真撮影者の背後にある新市場の主要施設はほぼ完成していた。ここが築地の東京都中央卸売市場の移転先に決まったのは2001年、市場前駅の開業は2006年のことだった。
 ここでは1956年?88年に東京ガス豊洲工場が操業し、有害物質で土壌が汚染され続けた。そのため、40haという広大な土地が塩漬けにされたままとなった。豊洲への市場の移転は、利用価値がゼロだった土地から大きな価値を生み出す起爆剤と考えられたのだ。
 石原慎太郎・猪瀬直樹・舛添要一知事は豊洲移転に向けて突っ走ったが、開業予定3ヶ月前の2016年8月就任の小池百合子知事がストップさせた。2020年東京オリンピック開催とも絡み、湾岸エリアの開発がどう転んでいくか、決して目を離してはいけない。
写真撮影者:日本大学2年 モウシンイ
2016年7月18日(月)17時18分
ゆりかもめ線市場前駅(東京都江東区豊洲6丁目)にて撮影

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