18.リゲイン;24時間戦えますか? ―非「生活大国」ニッポン―

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 1950年代の半ば以降、日本は驚異的な高度経済成長を遂げ、先進国の仲間入りを果たした。しかし、急激な社会変動には、プラス面だけではなくマイナス面も必ず随伴する。写真のような朝の通勤ラッシュも、高度成長の産物の1つと言えるだろう。
 「国勢調査」(総務庁)のデータによれば、東京23区の昼間流入人口(通勤・通学者数)は、1960年で83万人だったものが、1990年では362万人にも膨れ上がっている。その大半は三多摩地区と埼玉・千葉・神奈川県からの通勤・通学者で占められ、しかも通勤圏の外延的な拡大に伴って遠距離“痛”勤が一般化している。
 かくして、都心に通う企業戦士たちの戦いは、毎日、朝のラッシュから始まるのだ。
写真原作者:日本大学4年 湯浅達雄

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