4.あなたはどこで眠りますか? ―東京のお墓事情を読む―

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六本木ヒルズの眼下に広がる青山霊園(1)は、1874(M7)年に開設された日本初の公営墓地である。約1万5千基中、家名を刻印し先祖を供養する和型の墓が大半を占める。年々増える承継者のいない無縁墓地を区画整理し、2003年、40年ぶりに募集を再開したところ、競争率が最高62倍、永代使用料も400?1,000万円弱と手に入れるのは至難の業だ。
 他方、多摩ニュータウンを眺望するメモリアルガーデン多摩(2)は、1999年に開設された日本初のエスカレーター付き民営墓地である(現在約1千基)。永代使用料は青山霊園の10分の1。「やすらぎ」「絆」等が刻まれた洋型墓石が多いのが特徴的で、生前建墓が全体の7割も占める。青山霊園でも、2004年にロッカー型の立体埋蔵施設を新設したが、約100万円で霊園に入れる反面、承継者がいても20年で他の骨と合葬される条件が付く。
 都心のマンション(立体式)か、郊外の一戸建てか、東京人は死後の住処をどうするかでも悩まなくてはならない。だから、散骨などの自然葬が流行るのである。
写真撮影者:(1)日本大学3年 松山千冬
      (2)日本大学大学院M1年 梶山剛志
2006年7月20日(木) 17時15分頃
青山霊園(渋谷区南青山2丁目)にて撮影
2006年7月15日(土)16時頃
メモリアルガーデン多摩(八王子市堀之内)にて撮影

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