2.「痩せるショールーム」―丸の内のタニタ―

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 談笑しながら食事を楽しむ女性たち。壁には調理用の計りや体重計が並べられている。塩分・カロリーを抑えた食事で話題を呼んだ、健康機器メーカータニタの社員食堂。2010年に発売されたレシピ本は、ベストセラーとなるほどの人気を博した。2012年1月にオープンした「丸の内タニタ食堂」は、そのメニューを忠実に再現している。
 券売機では、日・週替わり定食(各800円・900円)の他、980円のタイマーから210万円のマルチ周波数体組成計まで同社の製品12点も購入可能だ。食後には0.1kg単位で脂肪・筋肉・骨量等を測れる体組成計を使って、管理栄養士から健康アドバイスを受けることもできる。
 本社のある板橋区ではなく、日本の中心とも言える丸の内に出店したことでより注目を集めたこの食堂には、「健康的に痩せられる」食事を求めて全国各地から客が訪れる。そしてお目当ての料理を食べながら、タニタ製品を見て・触れて・体験して、健康意識や健康機器の購買意欲を高めていく。ここは、株式会社タニタの、食堂という名のショールームなのだ。
写真撮影者:日本大学4年 荒山夏輝
2012年5月28日(月)12時35分
丸の内タニタ食堂(東京都千代田区丸の内3丁目1-1)にて撮影

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東京都千代田区丸の内3丁目1-1

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