1.スカイツリーが映す鏡―人と街のreflection

1.
スカイツリー[1].jpg
 2012年5月22日(火)、高さ634m(世界1高いタワー、全建造物では世界2位)の「東京スカイツリー」が開業した。ライトアップされた姿が、薄暗い下町を照らし出している (写真1)。
 周辺では、多くの人々がより良い写真撮影ポイントを探すために、積極的に街を歩く。写真2はGTS(東京芸大+台東区+墨田区)観光アートプロジェクトの一環で作られた「Reflectscape」という作品で、凸面鏡に反射させることでスカイツリーと自らの姿を同時に撮影できる人気スポットだ。鏡の正面に立つと、道路模様の描かれた小さな塔も映りこみ、それにより両者が結びつくという奇妙な光景が現れる。reflectには、反射/反映/省察するなどの意味がある。鏡やレンズを見つめることで、それぞれに思いを巡らせていく。
 私はどこに立ち、どこに向うのか。下町の現状を見定め、将来像をどう思い描くのか。スカイツリーの誕生は、街と人の外面と内面を反射・反映させ、人々に省察(自己と街との対話)を促す。そう、再帰的に街のあり方を作りかえていく営みが生み出されてくるのである。
2.
スカイツリー鏡.jpg
写真撮影者:1.日本大学4年 荒山夏輝 2.日本大学2年 四之宮早紀
1.2012年7月28日(土)19時44分 2.2012年7月16日(月)15時32分
1.東京都墨田区業平4丁目18-1にて撮影
2.東京都墨田区石原4丁目13にて撮影

地図


大きな地図で見る
東京都墨田区業平4丁目18-1
大きな地図で見る
東京都墨田区石原4丁目13

プロジェクト